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固定費が減らない理由は「気づいていない出費」のせい 可視化して優先順位を決めるのが減らすコツ

年度末は退会タイミング

習い事などは、1か月前に申請する必要があるなど、期限が早めに設定されている場合もあります。「この月に解約したいなら◯日までに」という注意書きは必ずチェックしてください。ちなみに、年度末の3月は退会者が多いため、やめる理由をしつこく聞かれることも少ないです。対面だと気まずさがあって辞めづらい、という人はこのタイミングを活用するのもいいでしょう。

解約をスケジュールに組み込んでおく

スマホを見て頭に手を当てている
サブスクの解約はスケジュールに入れて忘れないように(Ph/photoAC)
写真7枚

また、動画や音楽のサブスクリプションサービスは契約期間がギリギリで解約しようとして、うっかり忘れてまた1か月分払ってしまうということもよくあります。カレンダーやスケジュール、タスクリストに入れて、忘れず解約するようにしましょう。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
節約アドバイザー・丸山晴美さん
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節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/吉田可奈

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