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ダイアナ元妃&キャサリン妃、30年の時を超えて“一致”するロイヤルファッションの伝統と気品

ダイアナ元妃とキャサリン妃 “一致”したロイヤルファッション(左写真:1985年4月1日、右写真:2023年1月30日、Ph/GettyImages)
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昨年は、ダイアナ元妃没後25年ということもあり、半生を描いた初のドキュメンタリー『プリンセス・ダイアナ』が9月に公開され、10月には伝記映画『スペンサー ダイアナの決意』が公開されました。25年経った今でも、その魅力は色褪せることはありません。ダイアナ元妃といえば、まねしたくなるファッションも魅力の一つ。コーディネートの中には、イギリスならではの“伝統的”なファッションもあります。今回は、ダイアナ元妃とキャサリン妃のロイヤルファッションの共通点を探ります。

全身真っ赤なワントーンコーデで魅了

ロイヤルファッションの定番コーディネートと言えば、全身同色でまとめたワントーンコーデ。ダイアナ元妃もキャサリン妃も、さまざまなカラーのワントーンコーデを披露しています。

ストッキングも赤いワントーンコーデ(1985年4月1日、Ph/GettyImages)
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1985年4月、イタリアのフィレンツェに滞在中、ジャスパー・コンランがデザインした赤いスーツを着ていたダイアナ元妃。靴、バッグだけではなく、ストッキングも赤で統一。全身赤でクールな装いに見えますが、さりげなくインナーの白地の赤い水玉模様がフェミニンさを演出していました。

アレキサンダー・マックイーンのパンツスーツでワントーンコーデ(2023年1月30日、Ph/GettyImages)
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2023年1月に行われたロンドンの「シェイピング・アス」のイベントでは、赤い「アレキサンダー・マックイーン」のパンツスーツを着て登場したキャサリン妃。バッグも靴も、赤にしたワントーンコーデを見せました。

赤のワントーンコーデでも、ダイアナ元妃は女性らしさを感じさせるスタイルで、キャサリン妃はクールな印象の真っ赤なスーツ。イメージこそ違いますが、全身に鮮やかな赤をまとったファッションは鮮烈な印象を与えています。

緑と赤のチェック柄のコートで気品たっぷり

スコットランドの伝統的な柄、タータンチェックは英国王室の女性たちもよく着ているイギリスを代表する柄。イギリス国内のみならず、日本でも多くの人に愛用されています。

チェック柄をよく着ていたダイアナ元妃(2023年1月30日、Ph/GettyImages)
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1989年1月、赤と緑のタータンチェック柄の「キャサリン ウォーカー」のコートを着ていた、ダイアナ元妃。「キャサリン ウォーカー」はダイアナ元妃のために1000以上の洋服を制作したブランド。ダイアナ元妃はこの赤と緑のコート以外にも、ワンピースやスーツなど、数多くのチェック柄を着ていました。

ミュウミュウのコートで登場したキャサリン妃(2023年1月30日、Ph/GettyImages)
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2017年12月、クリスマス礼拝に出席した際には緑と赤のタータンチェックのコートを着て登場したキャサリン妃。コートの黒い襟に合わせてか、帽子、手袋、シューズも黒に統一して、バランスよくまとめていました。

ダイアナ元妃とキャサリン妃、どちらも緑と赤のチェック柄ですが、ダイアナ元妃は深緑でシックな雰囲気、キャサリン妃は明るい緑で可愛らしい雰囲気に見えます。色合いで雰囲気が違って見えますが、どちらも気品溢れるコーディネートです。

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