
2023年5月6日、イギリスのウェストミンスター寺院でチャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式が開催され、各国の王族やセレブが集い、フォーマルファッションを披露し世界中から注目を集めました。そこで戴冠式に出席したロイヤルファミリーと、招待されたゲストのファッションを振り返ってみましょう。

ウィリアム皇太子一家 戴冠式でリンクコーデを披露
「ページ・オブ・オナー」という国王の付き添い役を務めたジョージ王子は、金色の縁取りが施された赤いジャケットで登場しました。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃はローブを羽織り、シャーロット王女はキャサリン妃と同じ「アレキサンダー・マックイーン」の白いドレスと葉の形をしたヘッドピースをつけていました。ルイ王子はウィリアム皇太子と同じ紺色のスーツで登場。親子のリンクコーデは話題を呼びました。

ベアトリス王女はフェミニンなドレスをチョイス
エリザベス女王の次男、アンドルー王子の長女であるベアトリス王女はマゼンタのドレスと、薄いピンクのヒールをはいて出席しました。ワンピースのバルーンスリーブとAラインのシルエットは女性らしさをアップしています。上下、ボリュームがあるワンピースですが、大きめのベルトがウエストをキュッと締めることで、バランスがとれています。

可憐な雰囲気のレディ・ルイーズ・ウィンザー フォーマル感はアイテムで
エリザベス女王の三男、エドワード王子の娘、レディ・ルイーズ・ウィンザーは、白地にブルーの花柄ワンピースで出席。花柄と同じ水色の帽子と、手にしていた白い手袋がフォーマルな雰囲気に仕上げています。

ケイティ・ペリーは首元にヴィヴィアンのオーブがキラリ
アメリカの歌姫、ケイティ・ペリーは、淡いパープルのショートスリーブとスカートのセットアップをチョイス。ロンググローブ、ヘッドピースも同色のカラーでした。アクセサリーは、イギリスを代表するブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の3連パールのチョーカーをつけていました。

イギリスを代表する女優エマ・トンプソンはバラが描かれたコートで出席
イギリスの女優、エマ・トンプソンはブラックのドレスの上にバラが描かれた真っ赤なコートで出席。スクエアのビジューがついたシューズとバッグがゴージャス感をアップさせていました。

ジル・バイデン夫人は足長効果があるヌーディーなヒールをチョイス
アメリカのジョー・バイデン大統領の妻、ジル・バイデン夫人は、ブルーカラーの「ラルフ・ローレン」のセットアップで登場。セットアップと同じ色のグローブがエレガントさを底上げしています。脚長効果があるヌーディーカラーのヒールとバッグは同じ色に統一。

ジェツン・ペマ王妃は民族衣装に西洋のアイテムを取り入れたコーデ
ブータンのジェツン・ペマ王妃はパープルの民族衣装を着ていました。エナメル素材のピンクのクラッチバッグとアイボリーのヒールでフォーマルな場にふさわしいドレッシー感を演出しています。

カナダのソフィー夫人は可愛らしく全身ピンクで登場
カナダのトルドー首相の妻、ソフィー夫人のコーディネートは淡いピンクで統一。上半身はニットのような生地で、スリーブはシースルー、スカートはサテン生地と、それぞれ別の生地で、変化をつけています。別の素材なので全身が同じ色でものっぺりにならず、メリハリが生まれています。

シャルレーヌ公妃は美しいシルエットのジャケットを着て登場
モナコのシャルレーヌ公妃が戴冠式で着たのは、上下に花の形のボタンがついたスカートのセットアップ。ショルダーの片側にケープのような布がついており、胸元を覆うドレープがゴージャスな雰囲気を醸し出しています。

ソレギエタ王妃は花柄のシースルードレスが涼しげ
オランダのマクシマ・ソレギエタ王妃は、オランダのデザイナー「ヤン・タミニオ」のホワイトドレスを着ていました。デコルテと肩が花柄模様のシースルーになっており、女性らしい魅力を底上げしています。

ラーニア王妃は可愛らしいリボンディテールのオフショルダーをチョイス
ヨルダンのラーニア王妃は、ペールイエローのワンピースドレスとハットで登場。リボンディテールのオフショルダーの下には、同色の透け感があるメッシュのインナーを着ていました。リボンの可愛らしさと、ハットのフォーマル感が見事に融合しています。

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