
天皇皇后両陛下は全国植樹祭に参加されるため、岩手県を訪問されました。6月3日に到着されると、陸前高田市にある東日本大震災の追悼・祈念施設で供花、拝礼され、津波で残った「奇跡の一本松」を視察されました。両陛下が東日本大震災で大きな被害を受けた被災地へ直接の訪問されるのは即位後初めてとなります。
ご到着のファッションはグレーのパンツスーツ
岩手県に到着時、雅子さまがお召しになったのはグレーのセットアップ。これは2019年9月、茨城で開催された「国民体育大会」に出席された際にもお召しだったもの。




雅子さまは顔映えのいいライトグレーのパンツのセットアップに、グレーのバッグとパンプスを合わせられ、完璧なワントーンコーデでした。アクセサリーはこれまで何度もお召しのパールのネックレスにパールのイヤリングで、涼しげな印象です。天皇陛下も爽やかなペールブルーのネクタイを合わせられ、ほんのりリンクしていました。
ネイビーのセットアップで供花と礼拝
このあと、両陛下は着替えられ、追悼・祈念施設で供花、拝礼されました。このとき雅子さまがお召しのセットアップは、英国のエリザベス女王の国葬から帰国の際にもお召しだったもの。





雅子さまがお召しの、ほんのり光沢のあるネイビーのセットアップは、ジャケットの裾や襟部分に、同色で縁取りが施されたデザイン。ハリのある生地感が上品で落ち着きのある佇まいです。ネックレスやイヤリング、ブローチはパール、インナーも白で、顔周りは明るくまとまっていました。
白のパンツスーツにシアー素材のインナーで冷涼感たっぷり
翌日の4日は全国植樹祭に先立ち、大船渡市で震災のあと仮設商店街などで営業してきた店舗がはいる商業施設をご視察。



オフホワイトのパンツのセットアップは、なめらかな生地感で涼しげ。パンツはほんのりフレアなシルエットで、風通しもよさそうです。インナーはメッシュデザインのシアー素材で軽快な印象です。靴やバッグも白で、3日のご到着時につけられていたパールのネックレスとイヤリングをつけられ、完璧なオールホワイトコーデでした。
植樹祭はブレードがポイントのペールブルーのセットアップをお召しに
その後、全国植樹祭の式典にご出席。

植樹祭にご登場の雅子さまがお召しになっていたのは、2019年6月、「日本芸術院授賞式」(東京)ご出席の際にお召しのスーツ。





雅子さまがお召しのジャケットのカフスや襟元、ポケット部分には、ブレード(布の端の始末や刺繍などに用いられている縁飾)が施されていて、可憐な印象です。植樹祭の花々ともお似合いで、華やかな雰囲気でした。アクセサリーは存在感のあるパールのネックレスやイヤリングで、冷涼感のある清楚なコーディネートでした。
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