白髪染めラスト1週間を乗りきるワザ「分け目ぼかし」
美容院に行けないときに、いちばん気になるのは、カラーリング。とくに、白髪が目立ってくると、気持ちも落ちやすくなります。そこで「次に美容院に行くまでの間、できるだけ白髪を目立たせなくする方法」があるといいます。
「伸びてきた白髪が目立ちやすいのは、分け目の部分。その分け目をはっきりつけてしまうと、白髪だけでなく根元のプリンも目立ってしまいます。次の美容院までのラスト1週間、分け目を見せないスタイリングしましょう」(さとゆみさん)
分け目を「見せない」というのは、つまり、分け目を「ぼかす」ということ。
「分け目をジグザグにとって、根元を見せないようにすれば、白髪が目立ちにくくなります。分け目をジグザグにとる方法は2つ。ひとつは、指を使ってジグザグにする方法。もうひとつは、コームの柄の部分を使ってジグザグにする方法です。どちらでもいいので、ご自身がやりやすい方法でやってみてください」(八木さん)
ジグザグにラインをとると、下の写真のような感じに。根元が見えにくくなり、白髪も目立ちにくくなります。
「これだけではすぐに元の分け目に戻ってしまうという人は、キープスプレーをかけてキープするといいですよ。
これをするだけで、前から見たときの白髪の目立ち具合が全然違います。白髪だけではなく、薄毛が気になる場合もおすすめです。分け目をぼかすことでトップのボリュームがアップして、目立ちにくくすることができます」(八木さん)
◆ヘアライター&エディター・佐藤友美(さとゆみ)さん&ヘアスタイリスト・八木花子さん(MINX)
佐藤友美さん/1976年、北海道知床半島生まれ。日本初のヘアライター&エディター。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在。⻭切れのいい解説で、『あさイチ』(NHK)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)、『ZIP!』(日本テレビ系)をはじめ、テレビ、ラジオ番組などで活躍。著書にベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)、『髪のこと、これで、ぜんぶ。』(かんき出版)などがある。5月、八木花子さんとの共著『女の年齢は髪で決まる』が出版。
八木花子さん/1979年、静岡県藤枝市生まれ。ヘアサロン「MINX ginza」所属。「KAMI CHARISMA」受賞者。手入れが簡単で、個性を引き出すヘアスタイルが得意。悩める大人女性へのアドバイスが適切で、MINXの中でも絶大な人気を誇る。テレビや雑誌など、メディアでも活躍中。
写真/林絋輝