野生パンダ保護の一環としてジャイアントパンダ繁殖を行っている上野動物園。同園では、大人のジャイアントパンダのリーリーとシンシン、その子供で2021年に生まれた双子パンダのシャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)の4頭が暮らしています。夏が近づいてきたこの頃、ジャイアントパンダたちはどんな生活を送っているのか、双子パンダを中心に近況を紹介します。
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暑い日は冷房の部屋へ ”水遊び”も
ジャイアントパンダたちの管理場所は動物の状態や天候等に合わせて変更しており、気温が高い日には冷房の効いた室内で過ごしていることもあるそうです。
今年3月に親離れをし、4月には人工乳も終了した双子パンダたちは、大人パンダと同様に、モウソウチク、シノダケ、マダケなどの竹を中心に、副食のパンダ団子やにんじん、りんごもよく食べているそうです。
1年前には竹やたけのこをかじりはじめたばかりだった双子パンダですが、あっという間に大きくなっているんですね。
また、6月12日には室内展示場のプールに水が張られました。プールから水を飲んだり、体の一部を水に浸けたりする様子も見られているそうです。
双子パンダの誕生日記念企画が開催!
2021年6月23日に生まれたシャオシャオとレイレイの誕生日を記念して、上野動物園では誕生日企画を実施しています。
パネル展示で楽しむ双子パンダの成長日記
8月6日(日)までの期間中、パンダのもり近くにある「いそっぷ橋欄干」では園内パネル展示「シャオ&レイ成長日記ー上野初のふたごの2年ー」が開催。写真と当時のエピソードで、シャオシャオとレイレイの成長を振り返る内容になっています。
また、パネルの内容は上野動物園の公式Twitterにも投稿されるそうなので、期間中に園まで足を運べなくても楽しめるのがうれしいですね。