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67歳オバ記者が悩む「五十肩」、夜につらい痛み…対策のため8年ぶりに水着を着て水中ウォーキング行う

オバ記者
オバ記者、五十肩になってしまった!
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ライター歴45年を迎えたオバ記者こと野原広子(67歳)。年を重ねて体のあちこちから”不調”を感じるように。最近、悩んでいるのが五十肩による痛みだ。通院しながらも自分でも対策を行っているという。どんなことをしているのか?

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五十肩でちょっと腕を動かすだけで激痛

「五十肩ですね」とレントゲン写真を見ながら、近所の整形外科医がいうから、「あの、私、67歳ですけど」と返したら、「30歳でもこの症状が出たら五十肩といいます」だって。四十肩ともいうけれど年齢とは関係ないんだって。病院には週に1、2度通って毎回、10分間、電気で肩を温めてもらっている。

オバ記者
五十肩の治療で電気で肩を温め中
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「一気に良くなることはないですが、徐々に改善していきます」と医師はいうけれど、それにしても肩の痛さは半端ない。昼間、ちょっと腕を動かすだけで激痛が走って、動けないんだから。この間も秋葉原駅のホームでバッグを持ち替えたとたん、いてぇ〜っ!  左肩を右手で抱えてうめき声を上げている私の横を若者が首を傾げて通り過ぎていったわよ。

もっとつらいのが夜でね。あまりの痛さに目が覚めて飛び起きるの。「やっと痛みが収まって横になる→激痛→起きる」×3回なんて夜は、ほんと絶叫しそうになる。

オバ記者
痛くて夜もぐっすり寝られない(写真はオバ記者手作りの布団カバー)
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この写真は何も手旗信号をしているんじゃない。両手を上にあげようとしても左腕はこれが目一杯。高いところの物をちょっと無理して取ろうとすると肩の筋肉がひっつれて激痛よ。もっと困るのは後ろに腕をねじる動作でね。ユニクロのブラトップを脱ぐのに10分くらいかかる。サロンエプロンをつけるのに後ろで紐が結べないから、前で結んでぐるりと回す。あと、何かを持とうとしたりバッグの中のものを取ろうとしたりするちょっとした動作がダメ。

左肩に異変が起きたのは1年前

思えば左肩に異変が起きたのは1年ほど前からで、朝起きたら左肩から腕にかけてジーンとしびれている。最初のうちは毎日ではないし、いつも左側を下にして寝てしるし、ここのところ少し体重が増えているから体の重みが左腕にかかったんだろう、くらいに考えていたの。

体重が増えた理由はわかっている。2年前の秋に卵巣と子宮を全摘出する手術をしたんだけど、それからというもの体のバッテリーが半分になった感じでね。体を動かすのが億劫で仕方がなくなったのよ。仕事や買い物に行って帰ってくるとそのままベッドに横になりたくなるんだわ。

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2年前、卵巣がんの疑いで手術を受けたオバ記者
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だけどよ、そんな日々もずっと続くわけじゃないんだよね。今年の春過ぎから体を動かしたくなって、スポーツクラブのヨガ教室に通うようになると、以前と同じとまではいかないけれど、体のバッテリーの容量がしだいに大きくなってきた感じ。帰ってすぐベッドに倒れ込む回数も減ってきたの。

そうしたらよ。今度は肩の痛みが半端なくなってきたの。で、私が真っ先に頼りにしたのがYouTubeで。「肩が痛い」と入力すると、全国の整体師がありとあらゆる、痛みを軽減する方法をアップしていて、それを片っ端から試してみたわよ。でも複雑で何行程もあるものは続かない。結局、今でも続けているのは右手で左の脇の下の肉をガシッとつかんで、30回くらいモミモミすること。夜中に激痛で目が覚めたとき、これをするとスーッと痛みが消えるから不思議。

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