“1回たったの10秒! 見た目年齢マイナス10歳!”──表情筋を動かすだけで、顔のたるみ、ほうれい線、しわを解消し、整形並みの小顔&若顔がゲットできる「顔ヨガ」。テレビをはじめ多くのメディアで話題沸騰中だ。
多くの有名人の顔をあっという間に若返らせてきたカリスマ顔ヨガ講師の間々田佳子さんが、気になるお悩みを解決してくれるシリーズ。第20回目のお悩みは、「唇の老け」。
Q:ハリのある唇に戻すには?
口周りってしわが出やすいので、老いを認識させられるパーツ。近所に出かける時だって、フルメイクはしなくてもリップぐらいはつけますし…。20代の頃は、ハリがあるから、リップもサッと引けたのに、今では弾力がなく塗りづらい。輪郭もぼやけてるし…。唇のハリって取り戻せますか?(38才・主婦)
A:唇をギュッとすぼめる
「取り戻せます!! 実は私、40代になってから、ほとんど口紅つけなくなったんです。20代に比べて唇の色はピンク色、弾力も増し、さらに、冬は乾燥することもなく、潤いもキープしています。“若い頃より唇がぷるるんとしているなんてウソでしょ”、と思われるかもしれませんが、私の唇が証拠。
唇にも、唇を動かす筋肉(口輪筋)が、唇の周りにあります。ほかの筋肉同様、鍛えればハリが出る。動かせば血行も良くなり、唇の色も鮮やかになります。ちなみに、唇のポーズ『チューください』を行った50代の生徒さんは、翌朝、バラ色になった唇を見て驚いたそう。ポーズの即効性と、血行の悪かったことに気づいてからは、仕事中にもこまめに『チューください』を実践しています」(間々田さん)
唇の縦じわが取れ、血流がアップ
唇をできる限りすぼめるのがポイント。口の開きが小指1本より大きいのは、すぼめ方が足りない証拠。そして、すぼめた状態で、思いっきり外側に開き、唇がまん丸になった状態をキープ。口輪筋が弱っていると、外側に開くのがつらいかもしれないが、続ければ筋肉が鍛えられ、開きやすく感じるはず。
「“たこチュー”のイメージですね。右と左の口角が離れると、あひる口になるので、左右の口をできるだけすぼめましょう。唇の弾力アップはもちろん、縦じわが取れ、血流がアップ。お悩みのリップラインも、くっきりしてきますよ。
また、加齢で、鼻の下が伸びて、唇が薄くなってきたのを、気にする生徒さんがいましたが、『チューください』をやって、平面だった鼻の下に山ができ、唇までの距離も短くなりました。最近では、“あなただけ昔と変わらない!”と、同窓会でほめられるほどだそうです。唇のハリだけではなく、鼻の下に立体感が出ると、より若々しく見えます。また、口元が緩んでいると、顔全体が垂れやすくなるので、唇をしっかりすぼめて、口周りのたるみに“喝”を入れましょう」(間々田さん)
ながらポーズなので、家でも外でも、気づいたらこまめにトライ! 目を閉じてリラックスし、口だけに意識を向けるポーズだが、目を閉じるのが難しい場所なら、開けたままでもOK。
顔ヨガのポーズ「チューください」のやり方
軽く目を閉じて「チュー」の唇で前に突き出す。唇だけにギュッと力を入れ、その形のまま外側に開く。
教えてくれたのは:顔ヨガ講師・間々田佳子さん
テレビで芸能人の顔をあっという間に若顔に変えて話題に。著書の累計部数が48万部突破。最新ポーズを含む31種類の顔ヨガポーズを収録した、間々田佳子監修の『日めくり まいにち、顔ヨガ!』は6万部超の大ヒット。卓上&壁掛け式だから、トイレ、洗面所などいつでもどこでも実践!