
「ある日パンを買いに来た男性客からいきなり『殿下から頼まれて』と話しかけられたんです。思わず『えっ』と聞き返すと『秋篠宮殿下から』と。まさか私の店の味が秋篠宮ご一家、そして小室さん一家に届く日が来るとは思っていなかったので本当に驚いています」
そう語るのは、神奈川県横須賀市にある創業1988年の「北原製パン所」の店主、北原俊勝さんだ。昨年9月にバラエティー番組『朝メシまで。』(テレビ朝日系)で、コッペパンに自家製マヨネーズで和えたポテトチップスを挟んだ同店の名物「ポテチパン」が紹介された。それに興味を示されたのが秋篠宮さまだった。
「当店の近所に秋篠宮さまのご友人が住んでいるようで、放送から1週間ほど経った頃に、その方を経由してご購入いただきました。最初は半信半疑でしたが、数日後に『お礼の品』として菊の御紋入りの輪島塗のアドレス帳をいただいて、本当にお召し上がりいただけたのかと光栄に思いました」(北原さん・以下同)
秋篠宮さまがバラエティー番組をご覧になっていたというのも驚きだが、そのご友人によると、秋篠宮さまはポテチパンを「おいしそうに頬張っていた」という。追加注文もあり、どうやらお口に合ったようだ。
「昨年末にはクリスマスケーキの注文をいただきました。佳子さまも召し上がるようで、ご家族分や宮内庁の料理人の分として3つ購入されました」
秋篠宮さまにはどうしても、同店の味を届けたい相手がいた。
「今年3月には、マドレーヌを十数個ほどご注文いただきました。パンでもケーキでもないので珍しいなと思ったら、『アメリカで暮らしている眞子さんにお贈りする』とのことでした」
海外へ送るには日数がかかる。そのため、日持ちする焼き菓子を選ばれたのだろうか。秋篠宮さまの長女・眞子さんが小室圭さんと結婚し、アメリカに渡ったのは2021年秋のことだ。
「小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルを発端として結婚に関する一連の儀式が延期されるなど、前代未聞の結婚でした。眞子さんは結婚騒動で両親との関係がギクシャクしたまま渡米。その後、眞子さんと自由に連絡が取れるのは妹の佳子さまだけだったといいます」(皇室記者)
アメリカ暮らしを続けるふたりの間に昨春、第1子が誕生。秋篠宮さまが眞子さんにマドレーヌを贈られたのはちょうど孫が1才のバースデーを迎えた頃だ。
「秋篠宮ご夫妻にとっては初孫です。しかし、まだ対面は叶っていないようです。結婚に関する騒動でできた溝は思ったより深いのでしょう。眞子さんはもともと秋篠宮さまと仲がよく、お二人で私的な旅行に出かけられたこともありました。秋篠宮さまが『国民が納得する形での結婚』にこだわられたことからは、この結婚を多くの人に祝福してほしいという思いを感じます。
眞子さんの旅立ちは秋篠宮さまが望まれていた形ではなかったかもしれませんが、愛娘が異国の地で慣れない子育てに奮闘していることには変わりない。眞子さんへの愛情とねぎらいの気持ちをマドレーヌに込められたのではないでしょうか」(前出・皇室記者)
祖父が太鼓判を押す味を、三世代そろって日本で味わう日は来るのだろうか。
※女性セブン2026年7月2日号