
皇室における41年ぶりの男児として、出生直後から大きな注目を集めた悠仁さま。将来の天皇がついに人生の節目となる誕生日を迎えられた。だが、祝賀ムードの興をそぐ人物もいるようで──。
20歳の誕生日にあたって公開された5000文字の文書
《悠仁親王殿下は、この1年間を通してお会いになった方々、様々な形で支えてくださった方々や心を寄せてくださった方々へ感謝の気持ちをお持ちになっていらっしゃいます》
9月6日、二十歳の誕生日を迎えられた悠仁さま。宮内庁のホームページにアップされた「悠仁親王殿下20歳のお誕生日に当たり」という文書には、昨年の成年式以降、将来の天皇となるプリンスが過ごされた1年の歩みが記されていた。
「筑波大学で生物学を専攻される悠仁さまは、より専門的な内容になった実習や実験を通じて幅広い視野で学びを深められているそうです。さらに今年は皇族としても新年一般参賀や講書始の儀、歌会始の儀といった正月の伝統行事に初めて出席し、戦争関連施設のご訪問や外国王室との交流を行うなど、さまざまなご公務に臨まれたことを回顧。文書の最後には、熊本地震や相次ぐ豪雨の被災者へのお見舞いの気持ちを添える気遣いも見受けられました」(皇室ジャーナリスト)
充実した日々を綴った文書は、5000文字を超える大作。そこには母・紀子さまが大切にされてきた表現のあり方が垣間見えるという。

「あくまで皇嗣職が発表した文書となっていますが、当然、悠仁さまや秋篠宮ご夫妻のご確認を経て公表されたもの。特に、一つひとつの出来事をつぶさに振り返るのは紀子さまが得意とされてきたスタイルです。紀子さまは、その年の活動について過不足なく平等に触れなくてはという使命感をお持ちのため、ご自身の誕生日には毎年力のこもった文書を提出されています。
ただ、丁寧ゆえ、いつも大変な長文になる傾向にあります。今回の文書も紀子さまの“流儀”が色濃く反映されたものとなっていました」(前出・皇室ジャーナリスト)
また、文書と併せて公開されたお写真は、夏休みに入ってから大学近くの「地図と測量の科学館」で撮影されたものだった。
「赤と青の3Dメガネを使って地図を眺めたり、昔の測量器をのぞき込んだりする悠仁さまが収められていました。昨年の自転車にお乗りの写真と比較すると、日頃のご公務に近いお姿があえて選ばれたようです。ここには、お出ましの機会が増える中で、成年皇族として立派に務めを果たしていることを印象づける意図を感じます」(前出・皇室ジャーナリスト)
誕生日当日はあいにくの雨模様の中、皇居を訪問して天皇皇后両陛下にご挨拶。さらに赤坂御用地に戻られた悠仁さまは、続いて御用地内の仙洞御所へ足を運び、上皇ご夫妻にも挨拶された。
「車の中から沿道に集まった人々に笑顔で手を振られるお姿は、凜として一段と風格が増していらっしゃいました。はつらつとした悠仁さまのご様子をご覧になった上皇ご夫妻も、さぞ目を細められたことでしょう」(宮内庁関係者)