ウィル・アイ・アムがヴィーガン生活で3.6kgの減量に成功

人気ヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ」のウィル・アイ・アム（43歳）は、ヴィーガン生活で体調が大きく改善したそう。

ヴィーガン生活とは、肉、魚、乳製品、卵といった動物性食品を一切取らない完全菜食主義のこと。ウィルは、医師に薬を与えられたことにショックを受け、ヴィーガン生活を送ることに決めたのだという。

ウィルは医師から忠告を受けた時のことを、「医者のところに行って『コレステロール値と血圧が高いので、薬を出しますね』なんて言われたら、『薬だって？　俺は42歳だよ。なんで60代の叔父が飲んでいるような薬を俺が飲む必要があるんだよ？』って気になるわけさ」と振り返る。

また、「コレステロール値を下げるのに10日間かかった。8ポンド（約3.6kg）痩せたし、血圧も落ち着いた。10日間で肌の調子も良くなり、呼吸も正常に戻ったんだ」と告白。

現在は「肉を食べるという考えが間違っている」と感じているというウィルは、今後もその菜食主義を続けていくつもりだそう。

「自分が食べているものについて考えてみたんだ。俺は魚や死んだ動物にかぶりついていたわけさ。よく考えてみると、それってちょっと気持ち悪いだろ？　だってすごくお腹が減っていて死にそうだとする。そこにブロッコリーと通りすがりの鶏を目にしたらどうする？　鶏に駆け寄って、何も道具もなしにそのまま食べるか？　毛をむしり取って、皮も軟骨も味付けもせずに食べる？　そんなことしないよな。ブロッコリーにいくものさ」

さらに、「ゴリラなんて、あんなに筋肉があるのに葉っぱとかしか食べてないんだ。サイだってグラディエーターのようにタフだけど、人間を食べたりなんてしてないさ」とその理論を語っている。