厚着が当たり前の冬も残すところひと月。“お肉”をファッションで隠す作戦も、そろそろ苦しくなる春を前に、少しずつダイエットモードに入りたい。そこで、美容意識の高いネイリストにおすすめのコンビニフードを聞いた。
普段は時間がないとき、忙しいときにコンビニを利用するという三浦加納子さんは女優やモデルなどからの支持も厚く美容ネタも豊富なネイリスト。ナチュラルローソンは普通のコンビニにはないものが売っているので見かけたら入ってしまうそうで、最近は糖質オフや低脂肪など、機能性のある商品をよくチェックしているそう。
「コンビニで買うなら糖質・脂質オフや、乳酸菌入りのものなど、機能性のあるものをセレクトします。飲み物なら、無糖の炭酸やお茶が定番で、野菜ジュースや黒酢ドリンクなどの健康志向の飲み物もたまに買いますね。それから、糖質の多いスナックや食事系はできるだけ避けるようにしています」(三浦さん・以下同)
さっと飲めるヨーグルトで内臓脂肪対策
1本100gで36kcalと低カロリーなドリンクタイプのヨーグルト。内臓脂肪を減らす機能があることが報告されたガセリ菌SP株が使われていて、脂肪ゼロ・砂糖不使用と、とことんダイエット志向のドリンクになっている。
「食べるヨーグルトよりも手軽にとれるのでドリンクタイプが好きです。内臓脂肪を減少させるのを助けてくれるので、菌活としてよく飲みます。脂肪ゼロだし、低カロリーなのも嬉しい」
自然な甘みの冷凍ブルーベリーでアイス気分を満たす
1袋当り64kcalのブルーベリー。冷凍のままアイスのようにして食べたり、半解凍でヨーグルトやスムージーに混ぜてもおいしい。
「アイスが食べたい気分のときに、そのまま食べたり、ヨーグルトに混ぜて食べます。ネイリストという仕事柄、目の健康のためにもアントシアニンを多く含むブルーベリーは積極的にとるようにしています」
ビーフジャーキー感覚のこんにゃくチップ
国産こんにゃくにいろいろな味をしみこませて乾燥させた噛みごたえのあるこんにゃくチップ。食物繊維が豊富で、低カロリーというのがウリ。ビーフ味は、ビーフジャーキーのような少しスパイシーな味わいで、お酒のおつまみにもオススメ。
「咀嚼の回数が自然と多くなるので、膨らんで小腹がしっかり満たされます。こんにゃくに含まれる成分、グルコシルセラミドには保湿効果もあるので、乾燥シーズンにもってこい。ローカロリーでヘルシーですが、こんにゃく独特の味というのは、そこまで感じません。いろんな味があるのもいいですね」
人目を気にせず食べられるささみバー
1袋に2本入り、130gで136kcal。鶏のささみを使ったソーセージタイプのスポーツフード。高たんぱくな上に、コラーゲンも2000mg配合。常温保存できるから、持ち歩くのにも便利。
「魚肉ソーセージのようなささみのプロテインバーは、トレーニングのあとにもよく食べます。たんぱく質が手軽に摂れますし、サラダチキンよりも食べやすい形状で、中身も見えにくいパッケージなので、人前でも気兼ねなく食べられます」
脂肪や糖の吸収をセーブできるチョコレート
チョコレート初の機能性表示食品。とうもろこしのでんぷん由来の水溶性食物繊維である難消化性デキストリンが入っていて、脂肪や糖の吸収を抑える効果が期待できる。
「スイーツの中で一番好きなチョコレートを、どうしても食べたくなったときに買います。言われなきゃわからないほど普通のチョコレートの味なのに、機能性があるなんてお得な気分。満足できるのに、脂肪と糖の吸収を抑えるのでおやつに最適です」
ネイルアーティスト:三浦加納子さん
1996年NSJネイルアカデミーに入学。原宿のネイルサロン勤務のあと、独立すると、独創的なネイルアートが話題に。女優、アーティストからの指名も数多い人気ネイリスト。著書に『三浦加納子のネイルLife.』(KKベストセラーズ)など。
撮影/黒石あみ
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