エクササイズ

超簡単!体幹を鍛える方法は背伸び!!そのやり方をダイエットインストラクターの進藤学が伝授

体幹をフルに使って踊ることによって、引き締まった魅力的なボディを持つダンサー。

進藤学
写真7枚

そんな体を目指して、いきなりダンスを習うのはハードルが高いという人も、そのメソッドを取り入れた簡単エクササイズなら気軽にトライできるかも。

そこで、アルゼンチンタンゴダンサーやダイエットインストラクターの資格を持ち、「オチョダイエット」などダンスのステップを取り入れたエクササイズの考案者である俳優の進藤学さんに、そのメソッドを教えてもらった。

簡単に体幹を鍛える方法は背伸び

進藤学
写真7枚

ダンス系エクササイズの前に、まずは体幹の強さをチェック&強化する小技をレクチャー。それが体幹をフルに活用する背伸び。

簡単そうに見える背伸びだけれど、実は体幹力が弱いと、この姿勢を長時間キープすることができないのだとか。

「ぐらついて体が前のめりになりがちな人は骨盤が前傾、後ろに倒れそうになる人は骨盤が後傾している状態であることが多いです」(進藤さん)

まずは、自分の今の体幹や骨盤の状態をチェックできる背伸びにトライを。

背伸びをするときのポイント

背伸びのやり方1
写真7枚

【1】足は腰幅に開き、足指は地面をつかむようにしっかりと広げる。頭の上から糸でつられているようなイメージで、骨盤の上にまっすぐ上半身をのせる。

背伸びのやり方2
写真7枚

【2】反動をつけずに、ゆっくりとかかとを持ち上げる。

背伸びしているときの足元
写真7枚

このとき、体重は両足の母指球(足裏の親指の付け根にあるふくらみ)にのせる。

できるだけ長時間体勢をキープするのが理想的だけれど、ぐらついてしまう人は1回10秒を目指すところからスタートして。

【POINT】

背伸びを安定させる方法
写真7枚

体が後ろへ倒れそうになる人は腕を伸ばして体の前でクロス。

背伸びを安定させる方法
写真7枚

体が前へ倒れそうになる人は背中側に腕を回して手を合わせる。

こうすることで重心が安定するので、すぐ足をついてしまうという人でも実践しやすくなる。

これを、短時間でも繰り返して行うことで、体幹強化の効果が期待できるとか。また、骨盤の前傾後傾のチェックにもなるので、日頃の姿勢を意識するきっかけにも。

オチョダイエットやエクササイズの前にはもちろん、信号の待ち時間やエレベーターの中などでできる簡単な動作だから、ふとしたときに思い出して実践してみて。

撮影/生熊友博 取材・文/榎本麻紀恵

監修:進藤学さん

しんどう・がく。1980年1月7日、東京都生まれ。アルゼンチンタンゴダンサーとして活躍しながら、2005年に俳優デビューを果たす。俳優として活躍するかたわら、ダイエットインストラクターの資格を取得。ラテンダンス、アルゼンチンタンゴの要素を取り入れた「オチョダイエット」を考案し、インストラクターとして指導を行っている。著書に、『オチョリズム 8の字で痩せるダンスエクササイズ』『オチョダイエット 8の字が作りだす究極ボディ』(共に双葉社)など。

●8の字の動きで体を美しく引き締める「オチョダイエット」を考案者・進藤学が解説
●【体験レポ】下半身に効く!バレエの動きを基本にした「カーディオ・バー」
●即効!ふくらはぎの脂肪を落とす方法まとめ|運動3選とグッズ3選
●疲れやすい人は必読!どこでもできる「ながら体幹トレ」4種
●正しいヒール歩きでダイエット!体幹を強化する立ち方&歩き方を指南