アスリートが行うトレーニングを短時間かつ手軽に実践できる高地トレーニング(ハイアルチテュード)専用スタジオは、オーストラリアをはじめとする欧米諸国ではすでに人気急上昇中なのだとか。
そんな中、日本初のハイアルチテュード専門スタジオ「ハイアルチ」第1号店が、2016年12月1日(木)、三軒茶屋にオープン。
独自開発した設備をもつ「ハイアルチ」のスタジオは、2500m級の山と同程度の低酸素状態。ここで特注の自走式ランニングマシンの上を30分ほど歩くだけで、2時間分に匹敵する運動ができるというからびっくり!
マラソンや水泳の選手を筆頭に、多くのトップアスリートたちが採用している「高地トレーニング」だけれど、海外への渡航費用や高価なマスクが必要でなかなか手が届かない…。「ハイアルチ」ではそんな「高地トレーニング」を手軽に体験することができるそう。
高地トレーニングのダイエット効果とは?
「ハイアルチ」のレッスンは、アスリートでもダイエッターでも基本的に30分間のみ。ダイエットが目的の場合は、ランニングマシンを使うとはいえ、走る必要はなく歩くだけでOK。
低酸素・低圧な標高1500〜3000mの高地では、体内に酸素が取り込みにくいため、血中への酸素供給が減少する。そうすると人間の体は環境に適応しようと、赤血球数やミトコンドリアが増加したり、ヘモグロビンの濃度が上がったり、と酸素の摂取力と供給力が向上。その結果として、有酸素運動時の持久力をはじめ、平地での運動時のパフォーマンスを上げることができるという。
活性化したミトコンドリアは、脂肪や糖質(炭水化物)を消費してエネルギーに転換する。しかもトレーニング後、2、3日はその状態が続くそう。
「その期間は運動効果が高まっているので、体が普段よりも脂肪を燃焼してくれるんです」と、フィジカルコーチでハイアルチのプログラム開発者の新田幸一さんは話す。
種明かしは、経皮的動脈血酸素飽和度(sPO2)の変化。健康な人のsPO2は、通常の状態で95~99。この数値が落ちると、体内の細胞が活性化して、脂肪を燃焼しやすくなるという。
ただし、平地の運動ではなかなかこの数字が落ちることはない。例えば、私のsPo2は平時で98。全力で腿上げ(無酸素運動)を30秒行っても、数値はほとんど変化しなかった。ところが、標高2500mの状態になっているスタジオでは、5分間ほど歩いただけで、sPO2は91まで落ちた。
「続けてレッスンを行うことで、心肺機能や持久力が向上して、だんだんと疲れにくく、痩せやすい体へと変わっていきます。またミトコンドリアの活性化によって、冷え性やむくみ、不眠が改善したという声も利用者から聞いていますね」と新田さん。
料金は初回体験で1回3000円。12月末までならなんと1500円になるそう。まずは体験レッスンを受けて、効果を実感してみて。
【データ】
「ハイアルチ 三軒茶屋スタジオ」
住所 :東京都世田谷区太子堂2-14-3アーバンリゾート三軒茶屋1-2F
電話 :050-1359-3922
営業時間:10:00〜22:00(最終受付21:30)、土10:00~19:00(最終受付18:30)日定休
予約方法:前日までに公式サイトから。ただしアキがある場合は、当日でも予約可
利用料金:[初回体験]3000円 ※2016年12月末日までは1500円 [プレミアム(通いたい放題)]2万8000円/月 [スタンダード(月8回)]2万円/月 [ナイト&ホリデー(月8回、平日17:00以降および週末の利用]1万6000円 [ウィークワン(月4回)]1万2000円 [デイ(月4回、10:00〜17:00の利用]1万円
アクセス:田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩3分
http://high-alti.jp/
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