美容

美髪のカギはアウトバストリートメント|4タイプの使い分けとつけかたのポイント

美髪を目指すなら、自分の髪の状態に合ったアウトバストリートメントを行うことが大切。トリートメントのタイプ別の特徴や、効果を高める使用方法を紹介します。

トリートメントをすくった指
髪質や髪の状態によって適したトリートメントは違う(写真/アフロ)
写真8枚

美髪の秘訣は油分と水分の補給にあり

「美しい髪を保つ秘訣は、洗髪時以外でも油分と水分を常に補うアウトバストリートメントをして、外的ダメージから髪を保護することです」というのは毛髪診断士の齊藤あきさん。

アウトバストリートメントは大別すると、オイルやクリームなどの油分が多いタイプと、ミルクやミストなどの水分が多いタイプに分けることができる。

◆アウトバストリートメントのタイミングは?

「髪質やそのときの状態によって使い分けましょう。つけるタイミングは、ブラッシングとドライヤーの前がベスト。髪が乾くとキューティクルが閉じて浸透しにくいほか、ブラッシングの摩擦からも髪の毛を守ります」(齊藤さん)

基本は洗髪後につけるが、朝、髪の毛がパサついていたら再度補って。また、オイルやクリームタイプなら携帯できるので、外出先でつけ直すのもおすすめ。

髪質や状態に適したトリートメントタイプや、正しいつけ方を齊藤さんが教えてくれた。

アウトバストリートメント4種類の特徴とおすすめの髪質

■オイルタイプ

オイルタイプのトリートメント
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油分が髪の毛をコーティングして、熱や紫外線などの外的ダメージから保護。保湿効果も高く、乾燥した髪の毛に潤いを与えてくれる。

・パサつきが気になる髪
・ロングヘア

■クリームタイプ

クリームタイプのトリートメント
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油分と水分のバランスがよく、どんな状態の髪にも使いやすい。まとまりがよくなる一方、つけすぎるとボリュームが失われるため注意。

・太い/かたい髪
・細い/やわらかい髪

■ミルクタイプ

ミルクタイプのトリートメント
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水分を多く含み、サラッとした質感が特徴。髪の毛に最も浸透しやすく、補修成分も多く配合している。

・ダメージヘア
・ロングヘア
・ショートヘア

■ミストタイプ

ミストタイプのトリートメント
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保湿成分も配合されているが主成分は水であるため、べたつき感が少なくふんわりとした仕上がり。寝癖直しとしても使える。

・ショートヘア
・細い/やわらかい髪

ハイダメージの場合はミルクとオイルのダブル使いを。カラーリングやパーマなどでダメージがひどい場合は、ミルクタイプを先につけて補修成分を浸透させ、その後オイルで髪を保護する特別ケアが効果的。

アウトバストリートメントのやり方

塗れた状態がベストタイミング。手に取ってから根元以外につける。つけるタイミングはシャンプー→コンディショナー・トリートメント→タオルドライ→アウトバストリートメント→ブラッシング→ドライヤーの順。

トリートメントを手の平になじませるイラスト
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オイルタイプやクリームタイプなどはもちろん、ミストタイプも髪には直接つけず、一度手に取ってからなじませることで自然な仕上がりに。

トリートメントを毛先にもみ込む女性のイラスト
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まずは、最も傷みやすい毛先にたっぷりとつける。内側から手を入れてやさしく揉みこむ。

トリートメントを髪の毛になじませる女性のイラスト
写真8枚

手に余った分を髪の毛全体になじませる。ただし、根元につけるとボリュームが失われるため、頭皮から10cmほど離れたところからつけるとよい。

教えてくれた人:齊藤あきさん

日本美髪協会代表、毛髪診断士。5万人以上の髪と肌を改善に導いてきたスペシャリスト。

イラスト/細川夏子

※女性セブン2020年11月19日号

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