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おうち時間にギルティフリーなご飯のお供「じゃこと大豆の甘辛炒め」【市橋有里の美レシピ】

暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さは厳しく、緊急事態宣言の延長も決まり、「もう寒さもコロナもうんざり!」という人も多いのでは? でも、そんなときこそ前向きに! 来たるべき春、そしてコロナ収束に向けて、コツコツ美容貯金・健康貯金をしておけば、いざそのときを迎えた喜びはさらに大きくなるはずです!

レシピ考案した「じゃこと大豆の甘辛炒め」を持つ市橋有里
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そこで、「マラソン界のシンデレラ」と呼ばれた最強美人ランナー市橋有里(いちはし・あり)さんが大豆を使った、万能ヘルシーレシピを伝授!

おうち時間がたっぷりあっても、結局リピートするのは簡単・時短メニューになりがちなライターFが徹底レポートします!

おやつ感覚で楽しめる甘辛テイストの大豆レシピ

――これは、地味においしいやつですね。

市橋有里がレシピ考案した「じゃこと大豆の甘辛炒め」
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有里:はい。甘辛で病みつきになるおいしさです。私は現役の頃、少しでもたんぱく質を摂取しようと、おやつによく煎り大豆を食べていたのですが、大豆が余りがちな節分後のこの時期にこそ、おやつ感覚で楽しめる大豆のレシピをご紹介したいと思って。

――確かに、うちにも大豆が余っています!

有里:大豆って、そのままだとなかなか量を食べるのが難しいですよね。でも、このレシピなら、おやつはもちろん、ご飯のお供にもおつまみにもなるので、作った分があっという間になくなっちゃいますよ!

――このおいしさなら納得です! しかも、ヘルシーで食べすぎても安心なのがうれしいですね。楽しみです!

《材料》(2~3人分)※調理時間目安10分

市橋有里がレシピ考案した「じゃこと大豆の甘辛炒め」材料
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蒸し大豆…100g(節分用の煎り大豆でもOK) じゃこ…25g くるみ…25g 片栗粉…大さじ1.5 砂糖…大さじ2 しょうゆ…大さじ1 酒…大さじ1 しょうがのはちみつ漬け…あればお好みで

《作り方》

【1】 ボウルに大豆を入れ、片栗粉をまぶしておく。(煎り大豆なら片栗粉なしでも調理可能)

【2】 フライパンに分量外の油(大さじ2)をひき、【1】の大豆を弱火でカリカリになるまで揚げ焼きする。カリッとなったら、じゃこ、くるみ、用意があれば、しょうがのはちみつ漬けを加えて乾煎りする。

市橋有里がレシピ考案した「じゃこと大豆の甘辛炒め」
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【3】 【2】に酒、砂糖を加えて混ぜ、最後にしょうゆも加えて絡める。

おいしく栄養満点で使い勝手よし! 蒸し大豆のメリット

――大豆はとても身近な存在ですが、意外に大豆そのものを口にする機会は少ないですよね。

有里:美容や健康のため、意識的に大豆を取り入れているかたは多いと思いますが、豆腐だったり豆乳だったり、加工品でとるかたが多いかもしれませんね。加工しやすいというのが大豆の魅力でもありますから。

大豆
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――私も、豆腐や豆乳はよくとっていますし、最近は大豆ミートを食べる機会も増えてきましたけど、大豆そのものを食べるのは、たまに煮物を作るときや節分のときくらいかも。

有里:加工品が豊富だからこそ、シンプルに大豆として食べる機会が少ない大豆ですが、そのままでもおいしく食べられるんですよ!

特に蒸し大豆は、ホクホク甘くて栄養もたっぷり。今回はおやつやおつまみにもなるよう味付けをしていますが、シンプルにサラダやスープにトッピングするのもおすすめです。

大豆
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――そういう食べ方もあるのですね!

有里:はい。大豆はなんといっても良質なたんぱく源。たんぱく質は、筋肉、臓器、髪、肌、血液など私たちの体を構成する上で必要不可欠な成分です。

畑の肉とも呼ばれる大豆なら、お肉を食べるのに比べて低カロリー低脂質でありながら、しっかりたんぱく質を補給できますから、そのままでも加工品でも、飽きずにおいしく摂取できる方法はいくつあってもいいと思います。

――なるほど! 毎日何かしらのかたちで大豆をとるよう意識してみたいと思います。

大豆+じゃこ+くるみ=最強の栄養バランス!

――大豆とじゃことくるみって、かなり体によさそうな組み合わせですよね。

大豆、じゃこ、くるみ
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有里:はい。そもそも栄養価の高い大豆に、カルシウムやビタミンDが豊富なじゃこ、そしてスーパーフードともいわれるくるみの組み合わせは最強といえますね。

――美容にもよさそう!

有里:もちろん! 大豆の美容効果はさることながら、くるみには、美肌やアンチエイジング効果が期待できるビタミン群や腸内環境を整えてくれる食物繊維など、美容によい栄養もたくさん含まれていますからね。

――おうち時間が長いと、ついつい口寂しくなって罪悪感にかられながらお菓子に手を出してしまうこともあるのですが、この甘辛炒めを常備しておけば、もう罪悪感なんていらないですね。

市橋有里がレシピ考案した「じゃこと大豆の甘辛炒め」
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有里:そうですね。食事だけじゃなく、おやつとして取り入れることで、カロリーや糖分・脂質の摂りすぎを抑えたり、不足しがちな栄養を補ったり、いろいろなメリットがありますよ。

――さっそく、家に余っている大豆で作ります!

有里:ぜひ! 大豆は、水煮でも煎り大豆でもOKですが、煎り大豆を使う場合は、片栗粉なしでもカリカリに仕上がります。

――なるほど。しょうがのはちみつ漬けは、なくても問題ないけれど、あればなおよし、ということですね。

市橋有里がレシピ考案した「じゃこと大豆の甘辛炒め」
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有里:はい。しょうがのはちみつ漬けを加えると、風味が増しますし、体を温めるなど健康効果もアップしますから、常備してあるかたはぜひ加えてみてほしいです。

――せっかくだから、しょうがのはちみつ漬けから作るのもいいですね。有里さん、今回もステキなレシピをありがとうございます!

有里:こちらこそ! はちみつ漬けは、しょうがをよく洗って、皮ごとスライスしたら容器に入れ、はちみつをひたひたに注いで半日以上置いておくだけで簡単に作れますので、おすすめです。

おやつ感覚でそのまま食べても、ご飯のお供としてもおいしい甘辛炒め、豆腐やクリームチーズにトッピングして、おつまみとして楽しむのも“アリ”だと思います!

市橋有里がレシピ考案した「じゃこと大豆の甘辛炒め」
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* * *

たんぱく質は、私たちの体に欠かすことのできないもの。良質なたんぱく質を豊富に含む大豆をおやつ感覚で楽しめるレシピは、ダイエット、美肌、健康促進などに重宝すること間違いなし!

じゃこやくるみの食感も楽しく、あと引く甘辛な味わいは、きっと病みつきになります。ご自宅に節分で余った大豆があるかたも、そうでないかたも、さっそく試してみてはいかがでしょうか。

レシピ考案:市橋有里

市橋有里
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いちはし・あり。1977年11月22日、徳島県生まれ。アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。2000年、シドニーオリンピック日本代表。「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。

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