
炒める、焼く、煮ると同じ「調理法のひとつ」として日常に取り入れれば、体にやさしくヘルシーな逸品があっという間に出来上がり。「香りのあるものと一緒に蒸せば、魚の臭みを取ることができ、春らしいさわやかな蒸し料理に。上新粉をまぶすと水分を逃がさず、魚の身がふっくらと仕上がります」と話す料理家のウー・ウェンさんに魚の主菜とソースの作り方を教えてもらった。
「サーモンの茶葉蒸し」のレシピ
華やかな烏龍茶の香りを添えて蒸した茶葉も一緒に食べるとほろ苦くてスッキリ。

《材料》(2〜3人分)
烏龍茶茶葉…5g サーモン…2〜3切れ(200〜250g) 上新粉…大さじ1/2 トウチソース…大さじ1
<A>粗びき黒こしょう…少量 酒…大さじ1 粗塩…小さじ1/4
《作り方》
【1】烏龍茶茶葉に熱湯大さじ2(分量外)をかけ、すぐにふたをしてふやかす。
【2】サーモンは食べやすく切り、Aで順に下味をつけ、20分置く。上新粉をまぶす。
【3】蒸しトレイにクッキングシートを敷き、【1】の半量を広げて【2】をのせ、残りの【1】をのせる。蒸気の上がった鍋にのせ、ふたをして、強火で1分、弱火で5分蒸したら火を止め、そのまま5分置く。
【4】トウチソースを添えていただく。
「トウチソース」のレシピ
濃厚な旨みが溶け込む健康的な極上ソース。ご飯にのせたり、納豆に混ぜても!
《材料》(作りやすい分量)
トウチ…5g 長ねぎ…5cm しょうが…1片 太白ごま油…大さじ1 酒…大さじ2 しょうゆ…大さじ1/2
《作り方》
【1】トウチは粗く刻み、長ねぎとしょうがはみじん切りにする。

【2】フライパンに太白ごま油と【1】を入れ、中火にかけ、香りが立つまで炒める。酒、しょうゆでのばす。

「たらのハーブ蒸し」のレシピ
ディルをどっさりのせた春を呼び込む一皿で体の内側からデトックス。

《材料》(2人分)
たら…2切れ(200g) 上新粉…大さじ1/2 ローズマリー…2本 粗塩…小さじ1/4 粗びき黒こしょう…少量 ごま油…適量 ディル…適量
<A>粗びき黒こしょう…少量 酒…大さじ1 粗塩…小さじ1/4
《作り方》
【1】たらにAで順に下味をつけて20分置く。上新粉をまぶす。
【2】蒸しトレイにクッキングシートを敷き、【1】をのせ、その上にローズマリーをのせる。蒸気の上がった鍋にのせ、ふたをして、強火で1分、弱火で5分蒸したら火を止め、そのまま5分置く。
【3】【2】を皿に盛り、粗塩と粗びき黒こしょうを振り、ごま油をかけ、ディルをたっぷりのせる。
◆教えてくれたのは:料理家・ウー・ウェンさん

中国・北京市出身。ウー・ウェン クッキングサロン主宰。母親から受け継いだ中国家庭料理や医食同源に根ざした料理が人気で、中国の暮らしや文化を伝えている。新著に『ウー・ウェンの100年スープ』(主婦の友社)など著書多数。
撮影/豊田朋子 スタイリング/岩崎牧子 取材・文/岸綾香
※女性セブン2026年2月19・26日号