家の片付けが苦手という人は、冷蔵庫の中も雑多な状態になっていませんか? ちゃんと確認しているつもりでも、期限切れのものや不要な食材がゴロゴロと出てくるかも…。
整理収納アドバイザーの中山真由美さんによれば、冷蔵庫の中にもベストなレイアウトとスッキリできる収納術があるそうです。なかなか片付けをするイメージのない冷蔵庫内も、一度は見直してみましょう。
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冷蔵庫内をスッキリさせる片付けレシピ
冷蔵庫内は食材を置いただけになりがちで、整理せずにごちゃつきやすいところ。一度見直しをすると、使いやすくなる上に、置く場所を決めればどこに何があるかひと目で判断できます。グッズを活用して上手に片付けましょう。
冷蔵庫の中身を仕分ける
冷蔵庫内にあるものをすべて取り出して、キッチンカウンターに並べます。賞味期限切れの食材は、迷わず処分しましょう。
それから、朝食で必ず食べるものやお弁当で必ず使う食材、基本調味料セットなどの「毎日使うもの」、肉や魚、ハムやソーセージなど「賞味期限が短いもの」、パスタソースや味噌など「賞味期限が長いもの」の3種類に仕分けます。
グループに分けてカゴに収納
仕分けたら、こまごましたものをグループごとにカゴにまとめて収納します。しょうゆや酢などの基本調味料、ドレッシングやソース類、バターやジャムなどの朝食セットなど、ばらつくものを用途に応じてセットにしましょう。
冷蔵庫に食材を戻す
冷蔵庫内に戻すときは、まず「毎日使うもの」「賞味期限が短いもの」を目線の高さにあたる、取り出しやすい“ゴールデンゾーン”へ。冷蔵庫は奥まで広く使えるところなので、カゴに入れて何があるかわかるようにまとめることで、空間を余すことなく使えますし、食材も期限内に食べきることができます。
賞味期限の長い食材は上段に置いて、たまにチェックしましょう。上段は手の届きにくいところなので、ワインや大きなペットボトルなど、たまに飲むものを冷やしておく場所にしてもいいですよ。