女性にとって年を重ねることによる悩みは尽きないもの…。
そんな大人女性の悩みに対して、6月28日に都内で開催された「L’ORÉAL PARIS 50 周年新アンバサダー就任発表会」に登壇した、タレントのYOUさん(56歳)が、ポジティブオトナ女性代表としてアドバイスしました。
美しくいられると自信を持てる
トータルビューティーブランド「L’ORÉAL PARIS(以下、ロレアル パリ)」のヘアカラー商品の新アンバサダーに就任したYOUさん。「歴史のある会社で、私もずっと見てきて。意気込みは十分です」とあいさつ。
今年は、同ブランドのスローガンでありミッションでもある「Because you’re worth it / あなたにはその価値があるから」の発信から 50 周年が立ちます。
YOUさんは「1つのブランドとして浸透しやすい部分もありますし、私たちシニアが信頼を置けるブランド。次の世代につないでいけたら」といい、「若い子たちの間でも、自分をちゃんと認めて、そうすると、相手にも優しくなれたりするということに通じるメッセージだと思います。美しくいられることで自信を持つことは、後輩も見てるし、子供も見てる。ずっと引き継がれるメッセージなのでは」とさわやかな笑み。
今回、YOU さんは白パンツスーツという、新時代のパリジェンヌ風スタイルに身を包み、登場しましたが、「シャンとして、気持ちも引き締まります」とニッコリ。
もともと、よくパリに足を運んでいたというYOUさん。
「今はこういう状況なので、全然パリコレとかも行けてないですけど、行くときは毎回3泊5日で行ってました。私にとってパリは、とても身近な街。新しいことを追求することと、緑や川など自然に癒される部分が上手に共存しているなと。東京でもそういう暮らしをするかたが増えていますけど、そこに通じるものがあると思います」と語りました。
ベントでは、YOU さんが「白髪よ、おさらば」と発信する白髪染め『エクセランス』のWEB ムービーも公開に。
YOUさんはヘアサロンの人と話すことの面倒くささなどから、18歳の時からヘアサロンに行っていない。カットやヘアカーは自分でしているそうで、同商品は「私のためにあるという感じなんですね。非常に使っています」と告白。また、その性能を賛辞し、「ロレアルがなければ、私もそうですが、老婆だらけだったと思う」とユーモアのある返答で、会場を笑わせていました。
中身を磨いていく必要がある
イベントでは、40~60 代の女性から事前に聞いた大人女性ならではの悩みが公開になり、YOUさんが商開発研究員ともに、”ポジティブオトナ女性”代表として回答していくことに。
「若い頃に比べて、美容やファッションを楽しめていますか?」というでは、「楽しめてる」と回答した人はわずか2割という結果に。
それに対してYOUさんは、
「若い頃は時間があるけど、大人は仕事や子育てで忙しい。でも、忙しいこと自体、成長したと思ってほしいです。若い頃より熟知している。一瞬、減ってしまった感じを受けるんだけど、もっとたくさんの知識を得て、分かってきたらからこそ楽しめるものあると思います。もっと当たり前な部分をありがたかがるべきですね」と、当たり前になってしまっていることをふと考えると、きっとありがたく、楽しいものだと言います。
また、「若い頃に比べて、自分の魅力についてどう思いますか?」という質問には、「魅力が増した」という回答した人は、全体のわずか3.8%しかいなかったそうです。
YOUさんは「認めて、そして」とフィリップにあげ、「年を重ねることで、内面、中身を磨き、言葉を知っていくことで、生まれる魅力があると思う。ぶっちゃけ、外見的な美しさは、若い女と張り合うのが到底間違っている。だからこそ、別のところの魅力を増していかないと、くそババアになってしまいますからね。優しく言ってみたのですが、NGワードでした(笑い)。老いていくことをちゃんと受け入れて、でもロレアルがあるから大丈夫とのことですね」とニヤリと明かしていました。
ネガティブな時間が好きじゃない
“ポジティブマインド”を持っている印象の強いYOUさん。
そのマインドを維持する秘訣を聞かれると「生まれつきですね。小さいときからそこは変わってない」と言いつつも、「ネガティブな時間が好きじゃないっていうのも大きいです。ポジティブというといい表現ですが、どちらかというと周りから『もう少し考えなさい』と言われますね」と苦笑い。
最後に、自身で解決したい悩みを「腰についた肉でしょうか。麦焼酎が辞められなくて」と口にし、「それを解決するためには、運動するしかなくて。ジムに通ったり、自分の部屋にあるウォーキングマシーンで歩きながらNetflixを観たりしています」と打ち明けていました。
年を重ねてもいつまでも輝きを放つYOUさんのように、自分を愛して、ポジティブでいたいものですね。