
春は桃の節句やお花見があるなど、色で言えばピンクのイメージが強い季節です。ピンク色のアイテムを身につける機会が増える人もいるでしょう。そこで、皇后雅子さまの春を感じさせるピンク色のファッションに注目。春気分が高まる、ピンクが主役のコーデ術をチェックします。
銀婚式はピンクとピンクの掛け合いコーデ
2018年6月、銀婚式に合わせて公開されたお写真では、ピンクのトップスに濃いピンクの花柄スカーフをお召しになっていました。


雅子さまは、淡いピンクのロング丈のアンサンブルに白のパンツ、花柄のスカーフをポイントにしたコーディネート。天皇陛下(当時は皇太子)は、ジャケットなしのワイシャツにスラックスで、通常のご公務姿と違って、ほんのりリラックスした雰囲気でした。
ピンクのセットアップに黒のパンプスでメリハリコーデ
2008年10月、イギリス王室のチャールズ皇太子がカミラ夫人とともに来日。夫妻を夕食会にお招きになった天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。


雅子さまは、縁取りがおしゃれなペールトーンのピンクのセットアップをお召しに。足元は締め色の黒のパンプスを合わせられ、ブローチやパールのイヤリングでドレスアップされていました。

同じセットアップに白を合わせてやわらかい雰囲気に
それから9年後の春、スペイン国王夫妻の来日の際に行われた歓迎式典に出席された際も、2008年10月にお召しのピンクのセットアップを着用されていました。



パールのイヤリングと胸元のブローチも以前と同じようですが、靴とバッグはどちらも白を合わせられ、やわらかい雰囲気にまとめられていました。
ご家族そろってペールトーンで涼しげに
2018年5月、栃木県の御料牧場でご静養の際は、雅子さまはピンクのショートジャケットに、お気に入りのシャネルのストールを合わせられていました。



ボトムが黒で足元も黒のパンプスですが、ジャケットとストールのピンク色が春らしく明るい雰囲気なので、涼しげな印象にまとまっていました。陛下のジャケットと、愛子さまのスカートもペールトーンでまとめられ、さわやかなコーディネートでした。
ピンクスーツにパールアクセで顔まわりを明るく
2020年5月11日、皇后雅子さまが「御養蚕始の儀」に初めて臨まれた際は優しいピンク色のスーツをお召しに。


コロナ禍でのご公務のため、雅子さまは、しっかりとマスクをご着用。ピンクのスーツにパールのネックレスを合わせられ顔映えばっちりのコーデで、集まった人々の声に応えられていました。
パンツスタイルでもツヤブラウスで女性らしく華やかに
2020年12月、58歳の誕生日に合わせて公開された写真では、雅子さまはトレンドのくすみピンクのブラウスに黒のストライプ柄のパンツという装い。冬に見せられたファッションでしたが、ブラウスはオールシーズン着られるような合わせやすく上品な一着でした。




ブラウスのボウタイとパンツのストライプ柄が縦ラインを強調してすっきりと見えます。また、光沢のあるブラウスは顔映えよく、くすみカラーでも上品でエレガントな雰囲気に。甘めのブラウスに辛口のストライプパンツを合わせることで甘辛バランスもばっちりでした。