人間に個性があるように、猫の個性もさまざま。風呂嫌いな猫もいれば、水に目がない猫もいるんです。今回は、そんな水に強い思い入れのあるにゃんこ「お水ちゃん」を紹介します。ツイッターを中心に高い人気を誇る猫で、現在、フォロワー21万。さらに、2021年12月には、初となる写真集『「お水ちゃん」と呼ばれる猫』(KADOKAWA)が発売されました。
「お水ちゃん」と呼ばれる理由は?
三毛猫のお水ちゃんは、へるさんという飼い主と一緒に暮らすにゃんこ。ほぼ毎朝5時台に目を覚まし、洗面所で「お水出して」とおねだりする習慣があるそうで、これをへるさんが写真とともにツイッターに投稿するようになったことで、「お水ちゃん」としてたちまち人気になりました(※現在は少しお休み中)。フォロワーからは、「おはよう」「今日も顔が見られて嬉しい!」など、思い思いのリプライがあり、このやり取りを見るだけでもほのぼのとした気持ちになります。
また、表情豊かで活発。へるさんが収める写真には躍動感満点なショットが多く、家の中で伸び伸びと暮らしていることがよくわかります。そこで、写真集『「お水ちゃん」と呼ばれる猫』に掲載されている姿から、お水ちゃんを掘り下げていきましょう!
のびのびと暮らす“2匹”の関係性にも注目
ツイッターにアップされた写真に加え、撮り下ろしも掲載されている本書。300点以上も掲載されているとあって、ポージングも多彩です。ときには、二本足で立つことも。前足を体の前で構える様子は、まるでボクサーのファイティングポーズ! 今にも「来いよ!」という挑発が聞こえてきそうです。
へるさんが育てる美しい植物たちとのツーショットも、たびたび収められています。夕方から夜にかけて開花し、朝にはしぼんでしまうという貴重な花・月下美人が咲いたときには、寝転がりながらも花にロックオン。本書内では、月下美人に興味を示す様子が6枚の写真で楽しめます。
また、スコティッシュフォールド「牛ちゃん」とのじゃれ合いもたっぷり。年上の牛ちゃんが年下のお水ちゃんにちょっかいを出しているようなカットからは、日常が垣間見えて思わずほっこり。
そうかと思えば、猫草を食べようとしている牛ちゃんに、お水ちゃんが優しく寄り添う写真も。信頼し合っているからこその距離感で、収録写真の数々を見れば必ず「仲が良いんだなぁ」と微笑ましく感じられるはずです。
かわいすぎるにゃんこたちの虜になってしまいそう!