いまだ冷めやらない「開脚ブーム」。柔軟性を高めた結果、「痩せた!」という人もいるよう。
とはいえ、ひとりで開脚ストレッチはなかなか続かなさそう…という人は、「溶岩浴ヨガ」にトライしてみては? レッスンは室温38度前後、湿度70%のスタジオで行うので、普段よりも柔軟性がアップした状態に。これなら体が硬い人でも挑みやすいはず。
同様の温度や湿度で行う「ホットヨガ」や「岩盤浴ヨガ」もあるけれど、「溶岩浴ヨガ」ではスタジオの環境を整えるのにミネラルを含む溶岩を使用。より効率よく体を内側から温めて、基礎代謝をアップしてくれるという。デトックスや美肌などの効果が期待できるので、ダイエットにも◎。
そこで、アラサー編集・Oが「溶岩浴ヨガ」を体験レポート。女優の篠原涼子さんも「溶岩浴ヨガ」やっていると聞き、ミーハーなOもやる気になったけれど…?
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今回、私がお邪魔したのは、東京港区を中心に溶岩浴スタジオ8店舗を展開する「Magma spastudio insea(マグマ スパスタジオ インシー)」の麹町店。スタジオに入ってまず目についたのが、カウンターに並ぶ天然水のボトル。本社スタッフの坪川さんによると、レッスン中にたっぷり水を飲むと、より発汗作用を高めることができるという。
「安曇野の天然水を非加熱でボトリングした『ブルージュール』(200円)は、軟水なので飲みやすいですよ。また、大量の水を飲むのに慣れていない方には、発泡性の『Bella FONTANIS(ベラ フォンタニス)』(350円)もオススメ。
『Bella FONTANIS』はドイツ生まれの超硬水で、発汗や脂肪燃焼を促す天然スリム美容成分『サルフェート』を含んでいるので、ダイエットにも役立ちますよ」
姿勢矯正やシェイプアップが期待できる「骨盤調整ヨガ」
「マグマ スパスタジオ インシー」では、ピラティスやオリエンタルダンスなど、35種類のレッスンを行っている。今回は、体が硬い人でもトライしやすい上、ダイエット効果も◎という「マグマヨーガ骨盤調整」にトライすることに。
溶岩浴ヨガは暑いらしい、と聞いていたので、実は少し不安だった。でも、いざスタジオに入ってみると、湿度の高さも感じず、いきなり汗をかくような暑さでもなく…意外と平気かも。息苦しいサウナのような空間を想像していたから、予想と違ってひと安心。
「『マグマヨーガ骨盤調整』のレッスンでは、生活習慣からくる骨盤と姿勢のゆがみを矯正し、筋肉やリンパをしっかりほぐします。内臓をあるべき位置に戻し、体幹を鍛えるので、ぽっこりお腹などの引き締めにも効果がありますよ」と、クラスを担当するコンダクターのAKANEさん。
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まずは力を抜いて仰向けに寝転び、両脚を揺らしたり、開いたりして、股関節をほぐす。岩のタイルにタオル1枚を敷いただけだけれど、硬さは感じない。むしろ、タオル越しにじんわりと熱が伝わってきて、さっそく体がホカホカとしてきた。
ストレッチ系のポーズでしっかりウォーミングアップ
次に起き上がって、ヨガの基本の座り方、安楽座(スカーサナ)に。背筋を真っ直ぐに伸ばすので、腹筋や背筋を鍛えることにつながるそう。その姿勢で左右に体を傾けて、上半身のストレッチ。
「体を倒しながら息を吸い、起きるときに息を吐きましょう。体の動きと呼吸のタイミングを合わせることで、自律神経を整えたり、免疫力をアップする効果があります」(AKANEさん。以下、「」同)
体側(たいそく)を伸ばすことを意識しながら続けていくと、次第に体の緊張がとれていった。座った姿勢のまま、さらに20分ほどいくつかのストレッチを行い、首や肩、背中をほぐす。
これらのストレッチには血行を促進する効果があり、周りを見ると、汗が滝のように流れている人も。自分はというと、体は温まってきたのに、まったく汗をかいていない。「代謝が悪いから…?」となんとなく焦る気分に。
スタジオレッスンにトライするなら?