当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。現在59才、バツイチ独身、自らを「女の崖っぷちから、一歩落ちている」というオバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。

オバ記者が目指すのは、還暦を迎えるその日までに人生の伴侶をゲットすること。今回は、ベターッと開脚を目指す「4週間プログラム」の結果報告です。
* * *
やりましたとも。「ベターッと開脚」のエクササイズ、4週間。
朝、トイレをすませたらベッドに戻って、枕の下に用意してあるスポーツタオルで片足をピンと上げて、ゆさゆさを左右30秒ずつ。“シコ・ストレッチ”を20回ずつ。
そのまま、肩を内側にひねり入れるイチローがよくやっているエクサを左右20回ずつ。そして最後は週替わりのストレッチをひとつ。
週替わりエクサの第3週目はイスストレッチ。

背もたれに向かってイスにまたがる。両手で、イスの背もたれを持って上半身を後ろに倒し、下っ腹に力を入れて後ろに反る。股関節をこきざみに揺すりながら30秒キープ。
下っ腹と股関節の両方にくるよ。
第4週目はドアストレッチで、ドアの前で脚を開いて座り、両足を壁で押さえて上半身を前に倒す。

腕が床についたら前後に小刻みに揺する。マックスのところで30秒キープ。これ、いちばんきついッす。と、ここまでやっても、ものの5分。
ほんとにこれで、ベターッと? と私も思っていたわけ。で、正直な話、4週間のうち、諸般の事情でとびとび3日、ずる休みしましたです、ハイ。
「ああ、今日はやらなかったな~」とお思いながら眠りにつくときに、思い出すのはプロのバレリーナの言葉。練習を1日休めば自分にわかり、2日休めば仲間にわかり、3日休めば観客にわかる。そう、気分はバレリーナ。『眠れる森の美女』のオーロラ姫になったつもり…って、どこまでおめでたいんだか。
しかし、継続は力とはよくいったもんだね。第1週目は、「何やってんだかなぁ~。あ、いててて」。第2週に前屈をしても、「へんッ。ちっとも変わんねぇじゃん」。それが第3週目になると、「むむむ。ちょっと脚開いてない?」で、第4週目に入ると、「あれ? あれれ?」で、ご覧の通り。
最初は指先も床につかなかった前屈は、手の平が床につくまであと少し。

開脚は130~140度くらいまでは、いってるんじゃない? 肘も床につくようになったしね。
ただね。これだけは言っておくけど、「ものの5分」は、痛気持ちいいというより痛いよ。ひざの裏はぴりぴり痛いし、しこをすれば50肩がきりきりと痛い。開脚をすれば足の付け根がきききと痛い。それをしているうちに、「あれ? あれれ?」になるわけよ。
「で、痩せた?」って聞く? 池中玄太が、ベターッと開脚として何になる?

えへへへ。実は痩せたんですわ。マイナス3kg。それでも78kgって、すごい数字だけどね。
このエクサをすると、体の中心がポッポと熱くなって、体がちゃっちゃと動き出すのよ。体を積極的に動かす日常生活。たまにする汗だらだらのスポーツより、日ごろの習慣のほうが効果があるという。以前やった「肥満遺伝子検査」の結果を肝に銘じてね。
そんなわけで、これから「3分早足、3分ゆっくり歩き」のインターバル・ウオーキングに行ってきまーす。昨日あたりから花の匂いがし出したよ。
オバ記者(野原広子)
1957年、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。
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