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白髪が気になる…でも次の美容院まで1週間 そんなときに染めずに白髪を目立たなくするには?

白髪が気になる…でも次の美容院まで1週間 そんなとき白髪を目立たなくするには?(左)after(右)before
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年を重ねるほど、気になる白髪。染めてもすぐ目立ってきたりと、悩みはけっこう多いもの。そこで、年齢による髪悩みを解決するさまざまなテクニックを紹介している『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社)を共著で出版し、4万人の髪の悩みに答えてきた“髪のスペシャリスト”ヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さん、人気ヘアサロン「MINX」のトップ美容師であるヘアスタイリスト・八木花子さんに白髪染めの悩みの解決法を聞きました。

白髪は抜くのは絶対ダメ!

白髪を見つけたらどうすればいいのでしょうか。さとゆみさんは、「まず、抜くのは絶対ダメ!」と言います。

「白髪に限らず、髪を抜くと毛穴を傷めてしまう可能性があります。そうするとその毛穴から毛が生えなくなったり、細い毛しか生えなくなるので要注意。いちばんいいのは、白髪を根元付近からハサミでカットすること。眉毛用などの小さいハサミを使うのがよいでしょう」(さとゆみさん・以下同)

『女の年齢は髪で決まる』画像
白髪を引っ張り出して、眉毛用バサミなどを使い根元ギリギリでカット
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カット以外にも白髪への対応方法はあるそう。

「最近は伸びてきた白髪の根元を、マスカラや髪用のファンデーションで目立ちにくくする商品も増えています。シャンプーをすると落ちるので、出かける前に、気軽に使えます。染めるわけではないので、髪にダメージがないのも◎。また、白髪予防のために、普段から頭皮の血行をよくしておきましょう。頭皮用のエッセンスをつけて指の腹で頭皮をマッサージしたり、頭皮用のマッサージブラシを使うのもおすすめです」

『女の年齢は髪で決まる』画像
白髪用ファンデーションは、伸びてきた根元にぽんぽんとつけるだけ
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白髪は隠さずにぼかすべき

最近インスタグラムなどSNSで話題なのが「脱白髪染め」と「白髪ぼかし」のハッシュタグ。これは、白髪を真っ黒に染めるのではなく、むしろ明るい髪にして白髪を目立たなくしようというデザインカラーの提案のこと。

「最近よく言われる『脱白髪染め』や『白髪ぼかし』は『白髪染め(グレイカラー)』を使わない方法を指します。黒い画用紙に白いクレヨンで線を引くと目立つけれど、ベージュの画用紙に白いクレヨンで線を引いた場合は目立ちません。同じようにベースの色を明るくして、ハイライトなどを入れれば、白髪も断然目立ちにくくなります」

『女の年齢は髪で決まる』画像
白髪は隠さずぼかす
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八木さんはブリーチを使った方法を提案します。

「白髪を一度ブリーチすると、普通の髪と同じようにいろんな色が入ります。明るい色にもできますよ。とくにハイライトを入れる施術が人気。細かく分け取ったハイライト部分だけブリーチしたあとに、全体をオシャレ染めで染める施術です。ブリーチされた白髪は染まり、ブリーチされなかった白髪も全体が明るいからあまり目立たなくなるんです」(八木さん)

ハイライトは、毛束を縫うようにとったらいいそう。

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ハイライトは、毛束を縫うようにとる
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「分け取った部分だけ、アルミホイルの上に置きブリーチします。この作業で、髪の表面全体に、明るくなる細い毛束がたくさんできます。明るい毛束をつくって白髪を目立たなくすることもできますし、さらに上からオシャレ染めをのせてブリーチされた白髪も染めることもできます」(八木さん)

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アルミホイルの上に置きブリーチ
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この作業で、髪の表面全体に、明るくなる細い毛束がたくさんできる
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さとゆみさんも「全体を白髪染めで染めるよりも、透明感があっていい」とおすすめします。