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旅行ジャーナリスト・村田和子さん「今、熊本が面白い!」天守公開の熊本城、九州初上陸ホテルにディープな穴場まで熊本旅を紹介

熊本城は天守の修復を終えて公開中。完全に修復をおえるには30年ほどの月日がかかる
熊本城は天守の修復を終えて公開中。完全に修復をおえるには30年ほどの月日がかかる
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「国内旅行に行くなら、今のおすすめは熊本」というのは、全国各地を旅する旅行ジャーナリストの村田和子さん。ご自身の夏休みも九州を夫婦で旅したという村田さんが、現地で感じた熊本の魅力や最新スポット、震災復興が進行中の熊本城の様子などをお届けします。

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今年は九州に多く訪れていますが、特に「熊本」が面白く注目しています。熊本県には、大自然を五感で楽しめる阿蘇エリア、キリシタン関連遺産やイルカウォッチングなどの天草エリアを始め、人気観光地や温泉地が多くあります。

クルーズで熊本県八代港に寄港した際には、全長6メートルの“ビッグくまモン”が出迎えてくれてびっくり。コロナ禍の真っただ中にオープンした「くまモンポート八代」は、知らない人も多い新しいスポットです。

「くまモンポート八代」はくまモン合唱隊や十二支くまモンなどもあり、その数84体!
「くまモンポート八代」はくまモン合唱隊や十二支くまモンなどもあり、その数84体!
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そんな魅力あふれる「熊本県」ですが、今回はあえて「熊本市中心部」にフォーカス。復興が進む中、天守閣を整備し公開している熊本城、九州初上陸のホテルのオープン、泊まったからこそわかる街の魅力などを紹介します。温泉や豊かな自然を楽しんだ前後にもう1泊、熊本市内へ泊まれば、新たな楽しみに出会えること間違いなしです。

復活!熊本城~天守閣は内部も観覧OK!時間をたっぷりかけて見学を

2016年の熊本地震で被害を受けた熊本城。テレビ等でその姿を見て記憶されているかたも多いのでは? 熊本城が完全に復興するのは2052年と、30年ほどの歳月が必要ですが、現在は天守閣と長塀の復旧が完了。2021年6月から、天守閣内部は最上階まで見学OKになっています。

特別見学ルートから天守閣を望む
特別見学通路から天守閣を望む
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特別見学ルートはバリアフリー。天守閣にもエレベーターがある
特別見学通路はバリアフリー。天守閣にもエレベーターがある
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しかも天守閣内部は、デジタルも駆使した楽しみながら歴史を深堀できる展示が満載。私は時間の関係でざっと見ただけでしたが、時間をたっぷりとればよかったと後悔したほど。

天守閣内はフロアごとにテーマが設けられ充実した展示が
天守閣内はフロアごとにテーマが設けられ充実した展示が
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天守閣の展望フロアから国指定重要文化財の宇土櫓(うとやぐら)を望む
天守閣の展望フロアから国指定重要文化財の宇土櫓(うとやぐら)を望む
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また、石垣の修復のために番号を振られた石が並べられ、復興の様子が見られるのも貴重な体験です。

熊本城ミュージアム わくわく座」入館300円、熊本城との2館共通券850円
熊本城ミュージアム わくわく座」入館300円、熊本城との2館共通券850円
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桜の馬場 城彩苑にある「熊本城ミュージアム わくわく座 」は、熊本城の被災・復旧を伝えるプロジェクションマッピングなど、熊本城の歴史や歩みを体感できるスポット。熊本城との共通観覧券もあるので、ぜひ訪れてから熊本城の見学にいくといいですよ。

■【公式】熊本城  kumamoto-guide.jp
■熊本城ミュージアム わくわく座 https://www.sakuranobaba-johsaien.jp/waku-index/

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