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旅行ジャーナリスト・村田和子さん「今、熊本が面白い!」天守公開の熊本城、九州初上陸ホテルにディープな穴場まで熊本旅を紹介

九州初上陸のホテルブランド「OMO」が熊本に開業!住むように街を楽しむ

今年4月には、「下通・上通商店街」があり、熊本市内で最も賑わう一等地に、九州初となるホテルブランドの「OMO」が開業。OMOは、テンションあがる新感覚の「街ナカ」ホテルブランドで全国に15施設があります(2023年9月現在)。「OMO5熊本 by 星野リゾート」は、「わさもん(新しいもの好きな人)」が集うという意図から、「わさラッシュ!城下マチ」をコンセプトに街全体をリゾートと捉えた楽しみ方を教えてくれます。

「OMO5熊本 by 星野リゾート」の「えんたくルーム」。大きな机があり天井が高く開放がある
「OMO5熊本 by 星野リゾート」の「えんたくルーム」。大きな机があり天井が高く開放感がある
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近所を“OMOレンジャー”が案内をしてくれるアクティビティ「城下マチさるく(参加無料・宿泊者限定)」では、新旧の魅力あふれる熊本市の中心地を1時間ほどで散策します。

OMOレンジャーの案内で市内を散策。モダンなお店も多い
OMOレンジャーの案内で市内を散策。モダンなお店も多い
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印象的だったのが、商店街にある個性的な書店の数々。創業100年以上という「まるぶん書店」には、店頭に河童の像があり、熊本では知らない人がいない有名な書店とのこと。レトロな外観の「舒文堂(じょぶんどう)」は、九州の郷土にまつわるものを中心に書籍や書簡、絵葉書などを扱う古書店。

舒文堂は明治10年創業。夏目漱石ゆかりの書店
舒文堂は明治10年創業。夏目漱石ゆかりの書店
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本好きな夫は、「本のいい匂いがする」といいながら、お宝の山とばかりに目を輝かせ、私はレトロな建物の壁面に、フクロウやヤモリの装飾があるのを教えてもらい、写真を撮る手が止まりませんでした。

見上げればふくろうと目があう
見上げればふくろうと目があう
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さらに進むと、熊本の銘菓「朝鮮飴」のお店が。熊本なのに「朝鮮飴??」と不思議に思っていると、もともとは「長生飴」だったそう。それがなぜ現在のようになったかは、ぜひOMOレンジャーに直接聞いてみてくださいね。風格ある佇まいの老舗ですが、現当主は漫画やアニメを手掛けるクリエイターとして活躍をされた方。コラボ商品やグッズなどもあり、それを目当てにファンの方が訪れることもあるのだとか。

熊本の銘菓「朝鮮飴」~老舗園田屋
熊本の銘菓「朝鮮飴」~老舗園田屋
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「OMO5熊本」の隣は、わさモンが集う「鶴屋百貨店」。地下の食料品売り場を眺めると、お土産にぴったりな熊本の県産品が揃うのはもちろん、全国各地から人気スイーツや知る人ぞ知る店があり、気持ちが高まります。都内百貨店を見慣れている私も、その品ぞろえやセンスには脱帽。街中で琴線に触れるものを探しながら、住むように楽しむ旅もよさそうです。

■OMO5熊本 by 星野リゾート https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kumamoto/

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