街中を歩いていると、服を着たワンちゃんに遭遇することはありませんか? 一昔前はかなり珍しい光景でしたが、近年ではすっかり定着。服のバリエーションも一気に増えた印象です。なかには手作りする人もいるようで、今年9月には『愛犬とおそろいが楽しめる かんたん手作りわんこ服』(日東書院)という書籍も発売されています。
わんこ服は単なるおしゃれにあらず!
犬と一緒に暮らしていないとあまりピンとこないかもしれませんが、実は“わんこ服”は、おしゃれだけが目的ではありません。冬が苦手な場合は防寒になるし、夏も熱中症や脱水症状の対策に役立つことがあるのだとか。さらに、けがの予防につながることも。さまざまな効果が期待できるため「嫌がらないなら着てもらいたい」と考えている飼い主も多いようです。
さらに最近は、“リンクコーデ”を楽しむ飼い主&ワンちゃんも! ワンちゃんの服と同じ柄のバッグや同じイラストが入ったTシャツなど、散歩時に身に着けやすいアイテムだと、気軽にリンクコーデを取り入れられるようです。SNSにも、愛犬の服と似た柄のカットソーを買った人や、同じ毛糸で愛犬用のベストと自分用の手袋を作っている人などさまざまな投稿が見られました。
トレンチに燕尾服…手作り服でわんこもテンションUP!?
『愛犬とおそろいが楽しめる かんたん手作りわんこ服』では、わんこ服と飼い主用リンクコーデアイテムが紹介されています。型紙や作り方が詳しく載っていますが、なかには完成したわんこ服を着こなす可愛いワンちゃんのグラビアも。
つけ襟のリンクコーデを提案するページでは、ボーダー柄の服を着たチワワが全力疾走する写真を掲載! 躍動感満点で野性味あふれる1枚ですが、袖からぴょこんと出た手はとってもかわいい!
上級編として紹介されているTシャツは、背中部分にベルトを付けるというアレンジでトレンチコート風に。ジャック・ラッセルが着た写真は、落ち着いた毛色も相まってなんだか知的な雰囲気です。
基本となるタンクトップにパーツを取り付けてアレンジしたわんこ服も。裾にシャツ素材を付けたりフリルを付けたりするだけで一気に華やかに! ワンちゃんもどことなく得意げな表情に見える…かも。
また、タンクトップに付いたボディバッグと、マナーポーチのリンクコーデを提案するページでは、バッグ&ポーチでリンクさせているからか「お出かけ好き」という印象が際立つ1枚に。コーギーの横顔が「出かけませんか?」と言っているようです。
洋服好きのワンちゃんと、一緒に楽しんでみるのはいかが?