赤いスーツにベルベットのボルドーで大人っぽさを添えて
2002年2月の『青少年読書感想文全国コンクール』表彰式にご出席の際は、鮮やかな赤いスーツが印象的でした。
上下赤のスーツとなるとインパクトが強めですが、カフスや襟、ボタンにベルベット素材が深みのある赤になっていて、さりげなく落ち着き感を添えています。さらに、グローブやバッグは黒を合わせ、より大人っぽくまとめていました。
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アクセサリーも黒系をチョイスしたシックなモノトーンコーデ
2016年3月、ご一家そろって、映画『エヴェレスト 神々の山嶺』のネパール大地震復興支援チャリティー試写会にご出席。このときも襟やカフス部分にベルベット素材が配されたスーツでした。
雅子さまは、襟と袖口に切り替えしのあるダークグレーのスーツに、モノトーンのパールネックレスのシックなコーディネートでお出ましに。襟や袖口にあしらわれたベルベット素材がクラシカルな雰囲気と季節感を漂わせています。また、アクセサリーも白×黒のMIXパールでそろえるという新鮮な着こなし。よくお召しになる白ではなく、黒系のパールが大人女性の落ち着いた華やかさを添えています。
大きな襟やカフスに配されたベルベットがアクセントに
2018年11月、日本PTA創立70周年記念式典でご着用のアンサンブルは襟元とカフス部分がベルベット生地になったおしゃれなデザイン。このときは同カラーの帽子もお召しでした。
長年愛用されているモスグリーンのセットアップは、大きな襟やカフスのベルベット生地が黒で、よりクラシカルな雰囲気を高めています。スウェードとエナメルの異素材ミックスのパンプスやレザーのモスグリーンのグローブなど、いろいろな素材を織り交ぜることで、アクセントが付き、奥行きのあるコーディネートに仕上がっています。