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大人の旅先としてイチ押し!北陸新幹線延伸で注目の「福井県・三國湊」レトロな町並みに町家改装の新しい宿まで徹底紹介

モチーフはお洒落な小学校!意外な歴史も学べる「坂井市龍翔博物館」

三国駅から坂を上り徒歩10分ほど。丘の上にある八角形のユニークな洋風建築が「坂井市龍翔博物館」。この建物は、明治時代に三國湊にあった「龍翔小学校」を模して建設され1981年に開館。昨年リニューアルし、歴史や文化を、お子さんから大人まで楽しみながら学べる施設に生まれ変わりました。

遠くからも目を引くユニークな建築の坂井市龍翔博物館
遠くからも目を惹くユニークな建築の坂井市龍翔博物館
写真25枚
北前船が往来した当時の町の様子もよくわかる
北前船が往来した当時の町の様子もよくわかる
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貴重な収蔵品の保管も見せてディスプレイ。歴史から産業に関するものなど展示は幅広く、街歩きの前後におすすめ
貴重な収蔵品の保管も見せてディスプレイ。歴史から産業に関するものなど展示は幅広く、町歩きの前後におすすめ
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そして4階には「エッシャーに捧ぐ」という言葉ととともに、想像力を育む素敵な展望室も設置され、三国の町が一望できます。

眺めが良いのはもちろん、展望室の天井や壁も空が描かれておりフォトジェニック
眺めが良いのはもちろん、展望室の天井や壁も空が描かれておりフォトジェニック
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錯覚の世界を描いたエッシャーですが、実はお父さんはオランダ人技師として、三国港突堤の設計に携わり、三國湊とは深い縁があるそう。三国港突堤は、通称エッセル堤とも呼ばれています。

■坂井市龍翔博物館 https://ryusho-museum.jp/

古くて新しいユニークな施設が登場!住むように町を楽しむ「オーベルジュほまち 三國湊」

一帯は、四季折々の海の味覚を楽しめる民宿や旅館が多い場所ですが、最近は町家を改装し、歴史や文化に触れながら、住むように旅ができる宿も登場しています。「オーベルジュほまち 三國湊」は2024年1月にオープン。宿の名の「ほまち」とは、「帆待ち」の意で、北前船が出航に良い風を待ち滞在したという、この地の歴史が由来とか。

町並みに溶け込む「オーベルジュほまち 三國湊」の客室一例。青い暖簾が目印
町並みに溶け込む「オーベルジュほまち 三國湊」の客室一例。青い暖簾が目印
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「町家」を改装した分散型のオーベルジュは、フロント棟、レストラン棟、そして客室棟9棟16室が街中に点在し、一つとして同じ客室がありません。

「オーベルジュほまち 三國湊」の客室「千鳥」のリビング
「オーベルジュほまち 三國湊」の客室「千鳥」のリビング
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客室の中には、元テーラー、元料亭、あるいは三国ならではの「かぐら建て」の町家や蔵を改装したものなど、それぞれの歴史があります。その歩みや特徴を生かし大切にリノベーションがされた客室は魅力的で、どこへ滞在をするか迷ってしまうほど。

客室一例。どこにしようか迷ったら、異なる客室に泊まる連泊プランもある(オーベルジュほまち 三國湊)
客室一例。どこにしようか迷ったら、異なる客室に泊まる連泊プランもある(オーベルジュほまち 三國湊)
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窓の作りも美しい。ノスタルジックな雰囲気が漂う「オーベルジュほまち 三國湊」
窓の作りも美しい。ノスタルジックな雰囲気が漂う「オーベルジュほまち 三國湊」
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客室内に三国の特産である三国箪笥が置かれた部屋も多い(オーベルジュほまち 三國湊)
客室内に三国の特産である三国箪笥が置かれた部屋も多い(オーベルジュほまち 三國湊)
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調度品も、実際に町家や蔵にあったもの、福井県産の木材や笏谷石を使うなど、福井そして三國湊にこだわった、滞在に深みがある大人向けの空間が広がります。

写真の「千鳥」は、5月に実施の「三国祭」がテーマ。2階の窓は三国祭の山車を見られる特等席だとか(オーベルジュほまち 三國湊)
写真の「千鳥」は、5月に実施の「三国祭」がテーマ。2階の窓は三国祭の山車を見られる特等席だとか(オーベルジュほまち 三國湊)
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一方で、水回りは快適に使えるように整備されています。

バスルームも、庭や川など眺望にこだわったり、桧の浴槽だったりと、各客室の個性を生かした作りに(オーベルジュほまち 三國湊)
バスルームも、庭や川など眺望にこだわったり、桧の浴槽だったりと、各客室の個性を生かした作りに(オーベルジュほまち 三國湊)
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レンジや調理器具の揃ったキッチンもあり、ティータイムを楽しんだり、地元の食材でおつまみを作り地酒をいただく……なんていう過ごし方もいいかもしれません。

ダイニングスペースには一通りの電化製品や調理・食器類もそろう(オーベルジュほまち 三國湊)
ダイニングスペースには一通りの電化製品や調理・食器類もそろう(オーベルジュほまち 三國湊)
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なお、宿泊者向けには、北陸新幹線が停車するJR芦原温泉駅までの送迎(所要20分ほど)もあるので、手軽に三國湊までアクセスできます。

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