2024年3月8日、天皇皇后両陛下はブルネイのビラ皇太子夫妻と皇居・宮殿にて会見されました。両国の外交関係は今年で40周年にあたる。天皇陛下は「両国の関係が一層進展することを願っています」と述べられたそうです。
両国とも夫婦そろってリンクコーデでご会見
外国賓客を招く際に着物姿が増えている皇后雅子さま。外国賓客のお召し物を引き立てるお心遣いからか、優しいペールトーンの着物を選ばれることが多い。なかでもイエロートーンの着物が多いなか、この日も、ゴールドベージュの華やかな着物をお召しになっていました。
その着物に合わせるように、天皇陛下のネクタイはゴールドでリンクコーデが成立。ブルネイのビラ皇太子夫妻も、サラ皇太子妃は鮮やかな赤の民族衣装のバジュクロンをお着用し、ビラ皇太子のネクタイも赤でリンクしていました。
昼食会は、秋篠宮ご夫妻も参加され催されました。ブルネイはイスラム教国のため、アルコールの提供も乾杯も行われませんでした。食事には、両陛下のお考えでオードブルに和食が提供されたそうです。
また、天皇陛下は、能登半島地震で同国のボルキア国王が日本政府に寄せた見舞いのメッセージに謝意を表明されました。
お別れの際は、50秒間にもわたり手を振り続け、皇太子夫妻の乗った車が見えなくなるまで見送られたそうです。