ペールブルーのスタンドカラーのジャケットのクール感を帽子のリボンで中和
2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた際は、スタンドカラーがスタイリッシュなペールブルーのスーツにリボンの帽子をお召しになった雅子さま。
春の空にぴったりの明るい水色のスーツは、スタンドカラーデザインが知的な印象を与える。帽子やグローブ、パールのイヤリングなど顔周りに白を配することで、表情が明るく、爽やかな雰囲気に。帽子のリボンは帽子の地の色と同色でなじむので、さりげなく甘さを漂わせている。さらに、靴とバッグは締め色の黒にすることで、引き締まって大人っぽい雰囲気に、また顔周りの明るさが際立っていた。
スモーキーカラーのセットアップにシアーなスカーフをリボン巻き
2016年4月、ご一家で、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策。雅子さまはライトグレーのパンツスーツにスカーフをリボン巻きしていた。
雅子さまは、スモーキーなグレーのパンツスーツをお召しに。ジャケットのカフス部分はダブルカフスに、パンツもセンタープレス加工されていて洗練された雰囲気。柔らかい素材のフローラルプリントのスカーフは透け感もあり涼しげだ。色はスモーキーながらも、スカーフでリボンを作るなど、さりげなく女性らしさをプラスした甘辛バランスが良好なコーディネートだった。