カラーで統一感を出すファミリーでのリンクファッション
2023年6月、父の日にウィリアム皇太子と子供たちの4ショットが公開された。ルイ王子はブルーのセーター、ウィリアム皇太子は水色のワイシャツ、ジョージ王子は水色のチェックのシャツ、そしてシャーロット王女は水色の花柄ワンピースを着て、全員がブルー系のカラーで統一したさわやかなコーディネートだった。
ウィリアム皇太子一家の定番スタイルといえば、ファミリーで色を揃えるリンクコーデ。同年4月に、ルイ王子が初めて出席したイースター礼拝でも、家族全員がネイビーとブルーを基調としたコーディネートだった。
子供たちは、ブルーのレギンスやネクタイで、キャサリン皇太子妃のロイヤルブルーの「キャサリン・ウォーカー」のコートドレスとリンク。そして子供達のネイビーのジャケットやコートがウィリアム皇太子のスーツとリンクしていた。
3色で家族同士を繋げるリンクコーデ
昨年、12月25日のクリスマス礼拝に出席した際もブルーのコートドレスを着用したキャサリン皇太子妃。男性陣は白いシャツにネイビーのジャケットで揃えていたが、シャーロット王女はグリーンのコートで、1人だけ違う色合いのファッションだった。しかし、さりげなく、ウィリアム皇太子のネクタイとルイ王子のチェック柄のパンツがグリーンで、家族全体で見るとブルー、ホワイト、グリーンの3色でまとめた、リンクコーデになっていた。
クリスマス礼拝と同月の8日にロンドンのウェストミンスター寺院で開催されたクリスマスコンサートでも、ワインレッド、ホワイト、ネイビーの3色を使ったリンクコーデだったウィリアム皇太子一家。
キャサリン皇太子妃はロンドンにある仕立屋「クリス カー」のコート、「ホラントクーパー」のゴールドのボタンがついたハイウエストパンツ、「ストラスベリー」のバッグやヒールなど全てのアイテムをホワイトに揃えたワントーンコーデで登場。
男性陣のワイシャツがホワイトリンクし、ウィリアム皇太子のワインレッドのネクタイが、同色のシャーロット王女のコートとリンク。クリスマスカラーのレッドと雪を連想させるホワイトで見事なクリスマスのファミリーファッションを完成させていた。
家族が揃ったときには、統一感が出るように色を揃えるコーデをほぼ毎回、披露している。その見事なリンクコーデから、キャサリン皇太子妃のファッションセンスの高さがうかがえる。