日赤にほぼ毎日出勤、仕事と公務の両立も
2024年4月1日に、日本赤十字社の本社に初めて出勤された愛子さま。社長から辞令を受け取ったあと、報道陣の取材に応じ、抱負を述べられた。
「先ほど、社長より辞令を頂き、あたたかいお言葉をかけていただきまして、うれしく思うと同時に、社会人としての一歩を踏み出したのだと、身の引き締まる思いが致しました」
入社以来、ほぼ毎日出勤されているという愛子さまは、忙しいスケジュールの中、皇室の活動にも精力的に取り組まれている。2024年4月10日に明治神宮へ初めて参拝された際には、午前は勤務を休まれていたが、参拝後に御所に戻り、ドレスを着替えられ、午後には出社されている。同年5月11日には初の単独のご公務に臨まれるため、国立公文書館へ訪問されるなど、仕事と公務の両立を続けられている。
「いい方に囲まれ楽しく」 素敵な出会いに恵まれた愛子さま
2024年4月23日に開催された園遊会で、俳優の北大路欣也さん(81歳)が就職された愛子さまについて「愛子さま、ご卒業、ご就職おめでとうございます」と話すと、雅子さまが「仕事では周りの方、とてもいい方に囲まれて楽しく…」と愛子さまの職場での様子を嬉しそうに話されていた。
2024年4月2日、ご就職に際しての宮内記者会質問で、「これまでに心を動かされる出会いはありましたか」という質問に対し、愛子さまは以下のように答えを綴られている。
「心を動かされる出会いというと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私にとっては、これまでの出会い全てが心を豊かにしてくれたかけがえのない宝物であり、深く感謝しております。これからも様々な出会いに喜びを感じつつ、一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思います」
明治時代から皇室と繋がってこられた日赤で、愛子さまは素敵な出会いに恵まれ、充実した社会人生活を過ごされているようだ。
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