処分という形でケリをつけることも時に賢明
いらない服を処分するサイクルが身につくと、「大処分後の物欲問題」に直面するかもしれません。
「古いとはいえまだ着られる服を捨てて、買い物をして、無駄遣いをしているのでは?」と不安になる人もいますが、大丈夫。捨てる前と後では、おしゃれ度もワードローブの満足度も格段にアップしています。「着ない」「似合わない」服を追い出し、「着る」「似合う」服が増えるのですから当然です。
捨てることで買い物のレベルも上がっているので、新しく選ぶのも楽しいはず。たとえば若い頃に買った重く肩の凝るコートを手放せたら、年齢を重ねた自分は軽く暖かいダウンを選んで快適に過ごせます。
私が服の処分に悪いイメージがなく、むしろウキウキでいられるのは、買い替えのご褒美があるから。そして、リサイクルの徹底で「服に対してできる限りの礼儀は尽くした」という自信が持てているからかもしれません。
◆教えてくれたのは:インスタグラマー・yur.3(ゆりさん)
新潟県在住の30代。「今日の下着で救急車に乗れるか」をはじめ、インスタグラムに投稿していた「物を捨てさせてくれる格言」が大人気となり、フォロワー数が16万人を超える。初の著書『28文字の片づけ』(主婦の友社)はシリーズ累計10万部のベストセラーに。子ども2人と夫、夫の両親との6人暮らし。