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50歳で“絶景ハンター旅”を始めた旅行ジャーナリストおすすめ「いつか絶対見るべき」国内絶景4選

【3】《雲海》ダイナミックな太平洋産雲海に出会えたらラッキー!(北海道・トマム)

本州で雲海といえば秋に発生が多いですが、北海道のトマムでは、5月中旬から10月中旬という夏休みを含む長い期間、雲海を見ることができます。ゴンドラで簡単にアクセスができ、前日の午後には、雲海予報(発生率を予測)もあるので、より出会える確率があがります。

2010年、最初に私が見たトマムの雲海。まだまだ知る人ぞ知るスポットでした(北海道・雲海テラス)
2010年、最初に私が見たトマムの雲海。まだまだ知る人ぞ知るスポットでした(北海道・雲海テラス)
写真20枚

私が最初にトマムで雲海を見たのは、2010年のこと。3種類ある雲海のうち太平洋産雲海という一番ダイナミックで迫力があるものが発生し、今でもあの時の感動は忘れられません。しかもこの日に撮影した雲海は、見慣れているスタッフもビックリするくらい極上の雲海とあって、長くプロモーションにも使われていたほど。

2022年に再度観測!雲海の上を歩いているような一体感が味わえる雲海ウォーク(北海道・トマム)
2022年に再度観測!雲海の上を歩いているような一体感が味わえるCloud Walk(クラウドウォーク)(北海道・トマム)
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その後も何度かチャレンジしていますが、2回は雷や荒天でゴンドラが動かず山頂にアクセスできず。そして再度2022年には、太平洋産雲海を見ることができました。進化した雲海テラスやCloud Walk(クラウドウォーク)の施設とともに満喫。見たら再度チャレンジしたくなる、見られなければリベンジしたくなるから不思議。気象条件が揃ったときに発生するので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

刻一刻と変わりゆく絶景は一生に一度は見たい(北海道トマム・雲海)
刻一刻と変わりゆく絶景は一生に一度は見たい(北海道トマム・雲海)
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月日を経て雲海スポットにはフォトジェニックな施設も増えた(北海道トマム・雲海)
月日を経て雲海スポットにはフォトジェニックな施設も増えた(北海道トマム・雲海)
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■雲海テラス https://www.snowtomamu.jp/summer/unkai/ 2024年10月15日まで。雲海テラスへはゴンドラ(往復1900円)を利用

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