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《物価高で注目》スーパーなどで目にする見切り品、「買っていいもの・ダメなもの」を節約アドバイザーが解説

40%引きのシールを貼ったパック寿司
買って得する見切り品とは?(Ph/photoAC)
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年々物価高が進行するなか、正規の金額よりも安価で販売され、ありがたい存在といえる見切り品。しかし、一見お得に感じても実は損につながることもあると話す、節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんに、買うべき見切り品と買うべきではない見切り品について解説してもらった。

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節約の味方として改めて注目されている「見切り品」

「見切り品」とは、お店が早く売りたいと考えている、見切っている商品のことです。物価が上がるなかで、これまでは小売店のプライベートブランド商品や広告の品などの低価格商品でやりくりをしていた人も多いと思います。しかし、最近はそれだけでは太刀打ちできないほど値上がりが進み、見切り品が改めて注目されています。

見切り品はスーパーなどで取り扱われているイメージが強いと思いますが、ドラッグストアなどでも、例えば旧パッケージ商品が見切り品として扱われていることがあります。

たくさんのレシート
見切り品を上手に取り入れば家計の味方に(Ph/Photo AC)
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“本当にお得な”見切り品

基本的には定価より安価で購入できるのが見切り品のよいところですが、
“本当にお得な”ものもあれば、買わないほうがいい見切り品もあります。買ってもよい見切り品を見極めるポイントを紹介します。

発酵食品が最もお得

キムチ、納豆、ナチュラルチーズなどの発酵食品は、腐敗するのではなく発酵が進むため、期限間近のものでも基本的においしく食べられ、最もお得と言える見切り品でしょう。

発酵食品
発酵食品はおすすめ(Ph/photoAC)
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傷みが少なく、加熱調理ができる生鮮食品もおすすめ

野菜や肉、魚介などで、傷みが少なく、かつ購入後にすぐ調理するものや、下味をつけて冷凍できる生鮮食品もおすすめです。見切り品は傷みかけている場合も多いため、基本的には加熱調理できる食材を選びましょう。

総菜なら揚げ物がおすすめ

調理済みの総菜であれば、とんかつなど揚げ物の見切り品がおすすめです。例えば、とんかつや天ぷらはだし汁、卵、ネギなどを加えて卵とじにし、ボリュームアップも可能。調理の工夫で、人数分購入しなくても充分なおかずにすることもできます。

カツ煮
揚げ物はリメイクおかずにも(Ph/photoAC)
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調味料系は普段使っているものを

普段使っている調味料がパッケージ変更などで見切り品になっている場合も、お得な見切り品と言えます。塩や上白糖など賞味期限がないものは特におすすめです。

また、カレールーやシチューのルー、鍋の素なども、期間限定商品や季節限定パッケージが見切り品になっていることがあります。確実に使うと思えるものであれば、お得といえます。

日用品も普段使っているものならおすすめ

洗剤、柔軟剤、シャンプーなどの日用品も調味料と同様に、普段使っているものであれば見切り品としておすすめです。新パッケージが出る時は旧パッケージが見切り品として並びやすいので、新パッケージが出たときは意識しておくとお得に買い物ができるかもしれません。

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