ライター歴45年を迎えたオバ記者こと野原広子(67歳)。今をときめく作家からインタビューを申し込まれた。その取材日当日になって自分の“ブルドッグ顔”が気になり始めたという。さて、どうやって解消しようというのか──?
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『全裸監督』著者からインタビューの申し込み
1つ年上の憧れのお兄さんからインタビューを申し込まれた! もう、はしゃがずにいられましょうか、よ。
お兄さんは本橋信宏さん。あの『全裸監督』(新潮文庫)の著者で、今は『上野アンダーグラウンド』(駒草出版)が売れに売れてインタビューを受けている間にも増刷の連絡が入ったりして、まさに今をときめく人よ。
で、なぜそんな高名な作家が私をインタビュー?と、そりゃあ思うよね。実は本橋さんと私の出会いはFacebookなのよ。しばらく前にオバ記者を認知してくれて、メッセンジャーでやり取りをしたら、あれあれ。かつて、同時期に同じ雑誌で原稿を書いていたことが判明して「そのうち会いましょう」ということになり、本橋さんはその約束を覚えていてくださったと、そういうわけ。インタビュー記事は『特選小説』(辰巳出版)の11月号に掲載されるからお楽しみに!
どうにもならないたるみとむくみ
だけど、実は今回、私が書きたいのはその話ではなくて、私の顔のことなのよ。最近、自分の顔を見るたびにぷいと目を背けたくなる。右ほっぺのど真ん中にあるシミはコンシーラーで隠して目立たなくしているけど、どうにもならないのがたるみとむくみよ。ほんと、どこから見ても立派なブルドッグ顔だもんなぁ。
たとえばこの写真! もう、見るも無惨。ああ、こうして私は老いてゆくんだなぁと思ったりして朝、化粧しながらテンションだだ下がりよ。だけどこの日のインタビューの約束は午後3時からだから時間に余裕がある。ま、じゃあ早めに化粧を始めようかなと鏡の前に座ったの。そしてこの顔で本橋さんに会うのは嫌だなと思った瞬間、ひらめいたのよ。困った時のYouTube!と。
YouTubeで見つけた動画が効果テキメン!
で、見つけたのが『浮腫 爆取れ 毎朝3分』と『別人級 顔やせリンパ 1日5分』。時間に余裕がない時はこんなこと考えないけど、ものは試しとやってみて、驚いたなんてもんじゃないって。何がって顔のいろんなところを動画を見ながら押したり触ったり揺らしたりもんだりすると、痛たただったり、あ、でも気持ちいいと思ったりと違う感覚なんだわ。顔から首、耳にかけてこんなにツボがあるなんて夢にも思わなかった! だいたい顔なんかふだん触んないもんね。
その結果がこの写真。なんだか私、シュッとしてない? 横から見た顎のラインもアップしているような気がする。
が、私が本当に驚いたのは顔マッサージをしてからこの写真を撮るまで6時間経過していたと気づいた時だね。マッサージしてそれだけ時間が経ったのにこれだけシュッとしているって、あり得なくない?
そりゃあ、本橋さんと話が弾んで楽しくてそれが顔に出たってこともあるけど、顔マッサージの効果はでかい気がする。しかもたった一度、3分と5分、つまり8分だよ。
これでブルドッグ顔に完全におさらばできるかしら! ささ、明日もマッサージするぞー!
◆ライター・オバ記者(野原広子)
1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。
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