食物繊維はもちろん、ビタミンB群やビタミンDなどの栄養素も豊富。免疫力向上の効果も期待でき、ヘルシー食材として注目度が高まっている秋の味覚・きのこ。さらにちょっとした工夫でおいしさや保存性もアップする。そこで、レンチンですぐできてアレンジもしやすい、きのこの作り置きおかずレシピを紹介!
※電子レンジは600Wを使用しています。
レンジ加熱5分以内だから簡単!
「レンジ加熱5分以内でできて、そのままでもアレンジしてもおいしい。さらに3日ほど冷蔵保存可能な万能副菜です」(料理家・栄養士の玉利紗綾香さん)
「しめじと豆苗のツナナムル」のレシピ
もう1品欲しいときにうれしい超速副菜。
《作り方》(2人分)
【1】豆苗1/2袋は5cm長さに切り、しめじ1/2袋は小房に分ける。ツナ缶(オイル)1缶は汁気を切る。
【2】耐熱容器に豆苗、しめじを入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱する。出た水気を除く。
【3】【2】にツナ、ごま油大さじ1/2、鶏がらスープの素(顆粒)小さじ1、すりおろしにんにく少量を加えて和える。
「しいたけの梅おかか和え」のレシピ
梅の酸味が旨み食材をさわやかに。
《作り方》(1~2人分)
【1】しいたけ6個は縦4等分に切る。
【2】耐熱容器に【1】、酒大さじ1、しょうゆ・みりん各小さじ1を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱する。
【3】【2】に種を除いて叩いた梅干し1個、かつおぶし1パックを加えて和える。
「マッシュルームのレモンオイル漬け」のレシピ
パンチの利いたにんにく風味はパスタにも合う。
《作り方》(2人分)
【1】マッシュルーム1パックは薄切り、にんにく1~2片はみじん切りにする。
【2】耐熱容器に【1】、オリーブオイル大さじ5、塩小さじ1/3、こしょう少量を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱する。レモン汁大さじ1を加えて和える。
「えのきの酢煮」のレシピ
さっぱり味で冷や奴や麺類とも好相性。
《作り方》(2人分)
【1】えのきたけ1袋は長さを3等分に切り、軸はほぐす。
【2】耐熱容器に【1】、しょうゆ・酒・酢各大さじ2、和風だし(顆粒)小さじ1/3を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジで4分加熱し、混ぜる。
「しいたけの肉みそ」のレシピ
簡単なのに手のこんだ味わいでのっけ丼やサラダに活躍。
《作り方》(2人分)
【1】しいたけ4個は1cm角に切る。
【2】耐熱容器に【1】、豚ひき肉150g、酒・みそ各大さじ1、砂糖・しょうゆ・みりん各小さじ1、すりおろししょうが・すりおろしにんにく各小さじ1/2、豆板醤小さじ1/3を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジで3分加熱する。一度取り出して全体を混ぜ、さらに2分加熱する。
「切り干し大根とまいたけのオイスター煮」のレシピ
切り干しは戻さずシャキシャキ歯応え&味染みに。
《作り方》(2人分)
【1】まいたけ1パックは食べやすい大きさに裂く。にんじん40gは細切りにする。
【2】耐熱容器に【1】、切り干し大根30g、酒・オイスターソース各大さじ1、砂糖・しょうゆ各小さじ1、ごま油小さじ1/2を入れふんわりとラップをして電子レンジで5分加熱し、混ぜる。
◆教えてくれたのは:料理家・栄養士・玉利紗綾香さん
食品会社に勤務後、料理家のアシスタントを経て独立。スポーツ栄養学の講師のほか、テレビ番組のフードコーディネートなども務める。https://tamachan-no-ouchi-gohan.amebaownd.com/
撮影/川上朋子 スタイリング/中村弘子、三谷亜利咲 取材・文/勅使河原桜
※女性セブン2024年11月21日号