運を味方につける最強の開運法
厄を祓ったら挑戦を! 2025年の運気をあげましょう。
立春の前につぼみのついた花を玄関に飾る
「花はつぼみが開く際、“瑞気”というエネルギーを発します。旧暦の新年・立春にその力を巡らせて」(中井さん)
参拝時のさい銭は「16円」が吉!
「陽のエネルギーを持つ奇数の一円玉と、陰のエネルギーを持つ偶数の十円玉、陰と陽の両方のエネルギーを持つ五円玉は、風水で最強の組み合わせ。ただの五円(ご縁)を超えるご利益が」(谷口さん)
「諸国客衆繁盛」と書いた紙を壁に貼る
己の繁盛を願う「商売繁盛」に対し、「諸国客衆繁盛」は、周りの人の繁盛を願う言葉。
「自分の得ばかり考えず、周りの人の幸運を願うことが、自分の開運につながります」(中井さん)
巳のお守りを財布に入れておく
“神の使い”とされる巳(蛇)は、金運のシンボル。「さらに2025年は巳年。巳を祀る神社のお守りや、近所の神社の巳年のお守りを財布に入れておくと金運アップにつながります」(中井さん)
“七つ葉”のクローバーをお守りとして財布に入れる
「発生確率2億5000万分の1の七つ葉のクローバーは幸運の象徴。絵や写真でもいいので財布に入れて」(中井さん)
財布はもちろんスマホの中身も整理を
金運アップには財布の整理を。特にレシートは入れっぱなしにしないこと。
「“現代の財布”ともいうべきスマホの中身も同様に整理を。不要なアプリや写真を削除すると気の流れがスムーズに」(谷口さん)
山の絵や写真を寝室に飾ると吉
「寝室には対人運や家庭運の象徴“山星”が宿るとされるため、山の絵や写真を飾ると運気アップ」(中井さん)
神様のすむトイレは清潔に!便座のふたは必ず閉じる
トイレには、財運を司る神「宇須佐麻金剛」が宿るとされる。
「神様がすんでいると思っていつも清潔に。特に便座のふたを閉めると邪気を防げます。消臭剤やアロマを置くのもお清めに」(中井さん)
対人運を引き寄せるには“茶”の力を味方につけて
「風水では“茶”の持つ力が対人関係を良好にするとされています。“木”のエネルギーが強い午前中に緑茶を飲み、“火”のエネルギーが強い午後に、ウーロン茶や紅茶を飲むのがおすすめ」(谷口さん)
丸みのある家具を置くと出会い運があがる!
「丸や円は九星気学や易学において、円満や調和を表します。丸みのあるインテリアに身を置くことで、出会い運や恋愛運などの良縁を引き寄せられます」(谷口さん)
墓参りや仏壇の手入れで家族の繁栄、家内安全祈願
風水では、現世の家を「陽宅」、先祖がすむ墓を「隠宅」と考えている。
「墓参り、仏壇の手入れなどで隠宅を大切にすると、先祖に感謝の気持ちが伝わり、子孫が加護されます」(中井さん)
髪をつやつやにお手入れすると神様に注目される
「天から見て光を放つ人に神様は注目するとされるので、髪は入念にケアし、つやつやにしておいて」(中井さん)
◆教えてくれたのは:古神道数秘術研究家・中井耀香さん
和暦占術の第一人者。日本人にあった開運方法を著書やSNS、YouTube「中井耀香チャンネル〜運の源とつながる〜」で発信中。『中井耀香の金運上昇カレンダー2025 魂ふり』(KADOKAWA)が発売中。
◆教えてくれたのは:風水心理カウンセラー・谷口令さん
九星気学の研究をもとに、開運術に心理学を加えた独自のメソッドを構築。経営に風水を取り入れたコンサルティングや、風水教室を実施。著書に『あたらしい時代の開運大全』(ダイヤモンド社)など。
取材・文/植木淳子
※女性セブン2025年1月16日・23日号