料理・レシピ

失敗しない「手作り干し肉&魚介」の作り方 「干し肉の炙り焼き」やセミドライがおいしい干しいか・干しアジ活用レシピ

干し魚介の活用レシピ

自家製なら干物とはひと味違う、セミドライ特有の味と食感が楽しめる。

「下処理済みのものを購入すれば手軽。肉と同様に下味をしっかりつけて」(重信さん)。

「干しあじと長ねぎのアヒージョ風」と「干しいかとセロリのマヨ和え」
「干しあじと長ねぎのアヒージョ風」(左)と「干しいかとセロリのマヨ和え」(右)
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「干しあじと長ねぎのアヒージョ風」のレシピ

干したあじの風味が溶け出たオイルが絶品。

《作り方》(作りやすい分量)
【1】ボウルに水2と1/2カップ、酒・塩各大さじ2を入れてよく溶かし、あじの3枚おろし3〜4尾分を加えて1時間つける。水気をよく拭き、広げて干す。 途中で一度上下を返す。

あじの切り身を液体に絵入れている
あじの三枚おろしは干す前に下味をつける
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【2】【1】のうち2尾分を半分に切る(※残りの干しあじは冷蔵で保存)。にんにく1片は薄切りにし、長ねぎ1本は3cm長さに切り、赤唐辛子1本は種を除いてちぎる。

【3】小さめのフライパンにオリーブオイル1/2カップを中火で熱し、【2】、塩・粗びき黒こしょう各少量を入れ、ときどき上下を返しながら3〜4分揚げ焼きにする。器に盛り、パセリの粗みじん切り1枝分(10g)を散らす。

「干しいかとセロリのマヨ和え」のレシピ

いかの濃厚な旨みとセロリの爽やかさが好相性。

《作り方》(作りやすい分量)
【1】ボウルにしょうゆ・酒各大さじ1/2、おろししょうが・砂糖各小さじ1を入れて混ぜる。するめいか(開いてわたと目、口を除いたもの)1杯を加え、ときどき上下を返しながら20分おく。汁気をよく拭き、広げて干す。

【2】グリルなどで【1】を火が通るまで焼いたら、焼き色がつくまでさらに3〜4分焼く。取り出して粗熱を取り、胴ははさみなどで粗く裂き、足は適当な長さに分ける。

【3】セロリの茎1/2本は斜め薄切り、セロリの葉3〜4枚はざく切りにし、【2】とともにマヨネーズ大さじ1で和える。

◆教えてくれたのは:料理研究家・重信初江さん

赤いエプロンをした女性
料理研究家の重信初江さん
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身近な食材を使った、素材の味が楽しめるレシピが好評。『干し野菜の作り方&レシピ104』(主婦と生活社)など著書多数。

撮影/澤木央子 スタイリング/久保百合子 取材・文/平井薫子

※女性セブン2025年1月30号

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