
寒~い冬は、手軽なうどんで体の芯からあったまりたい。でも、マンネリな味になりがち…という声も。そこで、具材や調味料をアレンジした新感覚のあったかうどんをご紹介。レトルトソースやスープの素などを使って、レンチンで作る時短レシピも!
《和える》レシピ3つ
麺つゆで下味をつけておけば、具材がなじみやすく、旨みもUP!
※「冷凍うどん」=冷凍のまま使用。「温うどん」=冷凍うどんを表示通り加熱・解凍して使用しています。
「香味にら納豆うどん」のレシピ
にらの味わいが際立つごま香る納豆うどん。ごま油は熱々にして香りを出したら、にらにジュッとかける。余熱でにらに火が通り味もなじむ。

《作り方》(1人分)
【1】温うどん1玉と麺つゆ(2倍濃縮)大さじ1を混ぜて器に盛り、納豆1パック(40g)、にらの粗みじん切り1/3束分をのせて、ごま小さじ1を散らす。
【2】フライパンにごま油大さじ2を中火で熱し、煙が出てきたら【1】のにらにかける。和えて食べる。
「鮭とアボカドのHOTサラダうどん」のレシピ
実は、うどんとの相性も◎鮭フレークが味の肝に。
《作り方》(1人分)
温うどん1玉と麺つゆ(2倍濃縮)大さじ1を混ぜて器に盛る。アボカド1/2個分をスプーンですくってのせ、鮭フレーク大さじ2、ベビーリーフ10gを飾り、マヨネーズ大さじ1を絞って和えて食べる。
「キャベこぶバターうどん」のレシピ
塩昆布の旨みと溶けたバターのコクが絶妙。あげ玉はコク増しと満足感アップに役立つスグレモノ。つゆを吸ったふわふわの食感も楽しい。

《作り方》(1人分)
温うどん1玉と麺つゆ(2倍濃縮)大さじ1を混ぜて器に盛り、バター10gをのせる。キャベツのせん切り40g、塩昆布・あげ玉各大さじ1をのせ、和えて食べる。
《ダイレクトレンチン》レシピ5つ
レトルトソースやスープの素など、調理された具材を使えば時短にも。
※電子レンジ(600W)は耐熱容器を使用しています。
カップスープの素を使って「しょうがのポタージュうどん」
淡泊なスープは貝割れ&しょうがの辛みで引き締め。ほかにコーンやパンプキンなど、スープの素があれば、簡単にいろいろな味のうどんが楽しめる。

《作り方》(1人分)
【1】器に冷凍うどん1玉を置き、ポタージュカップスープの素1袋、水1カップを入れる。
【2】【1】にラップをかけて電子レンジで4~5分加熱する。
【3】【2】に根を切った貝割れ大根1/3パック(15g)をのせ、すりおろししょうが小さじ1/2をのせる。
ミートソースを使って「ジャージャーミートソースうどん」
豆板醤を入れてアジアンな風味に。

《作り方》(1人分)

【1】器に冷凍うどん1玉を置き、ミートソース(レトルト)1袋をかけて豆板醤小さじ1をのせる。

【2】【1】にラップをかけて電子レンジで3分半~4分加熱する。
【3】【2】にきゅうりのせん切り1/2本分をのせてごま小さじ1を振る。
お茶漬けの素を使って「お茶漬けうどん」
さらりと食べたい夜食にもおすすめのヘルシー麺。

《作り方》(1人分)
【1】器に冷凍うどん1玉を置き、お茶漬けの素1袋、水1カップを入れる。
【2】【1】にラップをかけて電子レンジで4~5分加熱する。
【3】【2】に大葉1枚、ちりめんじゃこ・高菜漬けのみじん切り各大さじ1をのせる。
トマトソースを使って「かぼトマうどん」
冷凍かぼちゃを使用して、具材はまとめてレンチン。

《作り方》(1人分)
【1】器に冷凍うどん1玉を置き、トマトパスタソース(レトルト)1袋をかけ、冷凍かぼちゃ3個(90g)、キッチンバサミで4~5等分に切ったソーセージ2~3本分をのせる。
【2】【1】にラップをかけて電子レンジで4~5分加熱する。
【3】【2】にオリーブオイル大さじ1/2を回しかけ、好みで乾燥パセリひとつまみを散らす。かぼちゃをくずしながら混ぜていただく。
牛丼の素を使って「キムチすき煮うどん」
甘辛牛丼と卵ですき焼き風の仕上がりに。具材の入ったレトルトはそのままでもボリューム麺に。中華丼の素やカレーもおすすめ。

《作り方》(1人分)
【1】器に冷凍うどん1玉を置き、牛丼の素(レトルト)1袋をかける。
【2】【1】にラップをかけて電子レンジで3分半~4分加熱する。
【3】【2】に卵黄1個、カットキムチ15g、ちぎったのり1/3枚分をのせる。
◆教えてくれたのは:料理家、フードスタイリスト・岡本ゆかこさん

料理教室『atelier plus+』を主宰。定番から電子レンジを使った簡単でセンスの光る料理が得意。著書に『グリラーレシピ こんがり&しっとりおかず』(河出書房新社)など。https://www.okamoto-yukako.com/
撮影/菅井淳子 スタイリング/岡本ゆかこ 取材・文/佐々木めぐみ
※女性セブン2025年1月30号