百恵さんをはじめ三浦家の話も公開
一部でそんな批判もあったようだが、その後も祐太朗は百恵さんの曲を歌い続けた。一方で、自身で曲も作り、シンガーソングライターとしての活動も決して止めることはなく、2019年には【三浦祐太朗 Live Tour “47 MELODIES”】と題した47都道府県をめぐるツアーを実施。自身の曲と百恵さんの曲も歌う、“ハイブリッド”な活動で、多くのファンを獲得していった。
「ここ数年はバラエティ番組に出演し、百恵さんをはじめ三浦家の話も公開。それがドッカンとウケるんですよ。昔は、家族の話をしてこなかった祐太朗さんは今は自然体で話せていて、それが視聴者にも受け入れられているのだと思います。もはや“親の七光り批判”なんて一切聞こえてきませんからね。
そもそも祐太朗さんには高い歌唱力があるのですが、アニメ好きなど、キャラも立っている。2014年から埼玉県のラジオ局NACK5でラジオ番組『キラスタ』のパーソナリティを務めていて、現在も水曜と木曜を担当しています。唯一、番組開始時からのパーソナリティで、番組回しも上手。彼の担当曜日は、アニソン多めなのもウケていて、ファンからは“埼玉のラジオスター”と呼ばれているようですよ」(芸能リポーター)
2024年には、百恵さんの作品をオーケストラで演奏し、祐太朗がボーカルを務めるコンサートが実施。今夏にも同様のコンサートが決まったという。
時を超えて百恵さんの名曲を現代に繋ぐ──他の誰にも真似できない、その大役を祐太朗が果たそうとしている。