米国で流行中の「ダヴィンチボディボード」を知っている?
「ダヴィンチボディボード」とは、畳1畳ほどの板にゴムチューブとゴムバンドをつけたトレーニング器具。ゴムチューブを手足につないだり、ゴムバンドを持ったりしながら動くことで、全身のインナーマッスルとアウターマッスルをくまなく鍛えることができるという。
これは美痩せにも役立つはず! そこで、全身についた”ふんわり脂肪”を解消したいアラサー編集・Oが、2017年8月23日(水)にフィットネスジム「JOYFIT(ジョイフィット)」で開かれた「ダヴィンチボディボード」を使った新プログラム体験会に参加してみた。
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「ジョイフィット」の「ダヴィンチボディボード」を使ったプログラムは、ヨガやピラティスの要素を取り入れていて、脂肪を燃焼する有酸素運動と、体を引き締める筋トレをバランスよくすることができるそう。
ゴムチューブの負荷に序盤から苦戦!
スタジオに入ると、赤いゴムバンドと黒いゴムチューブが四隅に付いた「ダヴィンチボディボード」がずらり。前方のチューブにはハンドル、後方のチューブには足首に巻くベルトが。器具を見ただけでは、どんなエクササイズなのか、検討もつかないけれど、「RIZAP」の体験レポで筋トレの面白さに目覚めたばかりの私は、興味津々!
本日体験するプログラムは45分間。軽くストレッチをしてから、ウォーミングアップを兼ねた筋トレがスタート。赤いゴムバンドを持って、腕を大きく振りながら前後に歩いたり、スクワットをしたり。それぞれの動きは1分間ほどだし、ゴムバンドも軽いから、余裕かも。
ところが続けていくと、意外とゴムバンドが上半身に負荷を与えることを痛感。徐々に腕が上がらなくなって、たった1分間がとても長い…。
プログラム前半なのに、すでに息が上がりはじめた。ゴムバンドを持って上半身をひねるエクササイズでは腰をつってしまい、いきなりギブアップしそうに! けれど、さすがにこんな序盤で弱音を吐くわけにはいかない。
立ったままで行うエクササイズで体が温まったところで、ゴムチューブを手足につないでの筋トレ。ゴムチューブはゴムバンドよりも強度が高く、特に脚を後ろに蹴り出す「バックキック」には苦戦。脚を持ち上げるのに必死で、前傾姿勢になってしまったけれど、これはNGのはず…。
でも、意外な発見もあった。ゴムチューブ付きで「腕立て伏せ」を行うと、普段よりも下半身が安定する。そのため、上半身をより低い位置まで下げることができた。苦手な「腕立て伏せ」が思いの外、スムーズにできたことで、落ちかけたモチベーションがアップ!