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西武グループが運営する、西武東大和ジュニアアイスホッケークラブ。OBには日本代表でもプレーする選手が名を連ねるなど、関東屈指の名門アイスホッケーチームの遠征中に、中学生の選手が宿舎で飲酒するという前代未聞のトラブルが起きていたことがわかった。
チーム全体で浮かれていた
「今年の1月11日~13日、チームは関東大会に出場するため、栃木県の日光に遠征に出かけていました。その宿泊先で中心メンバーの1人である、中学生の選手が飲酒する“事件”があったのです。この選手は、4月から高校にホッケー留学することが決まっているのですが、飲酒が発覚した後、チームを退団することになりました。しかし、選手たちを引率していたコーチ陣はなんの責任も取っておらず、保護者の間では『このままで、自分たちの子供を安心して預けられるのか』との疑問の声があがっています」(チーム関係者)
西武東大和ジュニアアイスホッケークラブは、1995年に創立された名門・老舗クラブチーム。現在も小学生から高校生までの選手が所属し、西武グループが運営する都内のスケートリンクを拠点に活動を行っている。現在、アメリカのプロリーグでプレーする三浦優希選手はこのクラブのOBだ。
「今年は例年以上に選手が揃っていたこともあり、東京都の大会で優勝し、関東大会でも上位に進出する好成績でした。そのため、チーム全体で浮かれていた部分もあったかもしれません。ある選手が宿舎の部屋で缶チューハイをイッキ飲みし、周囲の仲間もその様子を動画で撮影したり、はやし立てたりしていたようです。
当日、遠征に付き添った親たちは別の宿泊先に泊まっており、宿舎には指導者たちだけが一緒にいたようです。ただ、飲酒の動画はすぐに選手たちの間で拡散され、多くの保護者も知ることになりました」(保護者のひとり)

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