「代替ときどき米」がいい
根菜類の中では、じゃがいもが優秀な主食になる。

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「1個約150gとすると約90kcal、たんぱく質は3gほど。でんぷん質で食物繊維も多く腹持ちがいいのが特徴です。1個あたり50円ほどで、1人1~2個でお腹いっぱいに。
ふかしても、炒めても、煮ても、揚げても使えますし、片栗粉と練るとニョッキにもなる。飽きにくいのも魅力的です」
コロナ禍でダイエット食材として人気を集めたオートミールは、比較的安価で大容量のものが多く、1食30gで10円前後と破格の安さだ。栄養価も高いと話すのは、管理栄養士の関口絢子さんだ。

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「食物繊維のほか、ビタミンB群、鉄分などが豊富です。おかゆのように煮たり、電子レンジで加熱してチャーハンやおにぎりにしたり、お米のように使えて便利。スープに入れれば少量で満足できるので、家計にやさしく、ダイエットにもなって一石二鳥です」
このように、主食はなにも米ばかりではない。米が高いならば、しばらく食べなくとも食卓は安泰だろう。ただし、“たまには米を食べる”ことで、“米控え”は長続きすると飯村さんは言う。
「高いからといって、米をまったく食べないと、栄養が偏りやすいだけでなく、心もすさむ。断つのではなく頻度を減らし、その分安くて栄養を補える主食を取り入れればいいのです。“1日1食は米を食べ、それ以外は麺類などにする”などと決めましょう。
備蓄米が流通する4~5月頃に米の値段は落ち着く見通しですから、それまではこれらの食材を駆使して、なるべくコスパのいい献立になるよう、工夫してみましょう」(飯村さん)
“令和の米騒動”もいつかは終わる。米価格暴騰に嘆くばかりではなく、工夫を続けて乗り切ろう。
※女性セブン2025年4月10日号