
華やかに見えて、常にトップであり続けるのは容易ではないのがモデルという職業。30年以上のキャリアを誇る富岡佳子さんが、常に輝いている理由が“ひとり時間”にありました。エイジレスに輝く50~60代女性に向けた、すぐに役立ち毎日を前向きに過ごすヒントが詰まった実用ムックシリーズ『reShine春号』から、富岡さんのインタビューを一部抜粋して紹介する。
子育てがいち段落して、今、改めて自分と向き合えています
モデルとして常に第一線で活躍し続け、ファッション誌はもちろん、公式インスタグラムも大人気の富岡佳子さんも、実は、プライベートでソロ活を楽しんでいるひとり。
「もともと若い頃から“ひとり上手”でしたが、結婚し、子供が産まれてからはなかなかその時間が作れなくて。娘が独立して、今、ようやく心にも時間にもゆとりが生まれて自分と向き合えています。
たとえば朝と夜のわずかなひとり時間。朝は新聞を読んだり、夜は好きな動画を観たり。たったそれだけでも、誰にも邪魔されない自分だけの時間が持てる贅沢を噛みしめています。
始めて半年になるギターも、娘が家を離れ、夫婦ふたりで何かを楽しみたいと考えたことがきっかけ。経験のある夫に追いつこうと教室に通い始めたのですが、全然上達しなくて(笑)。でもその時間が楽しい!

室では、娘より年下の“先輩方”に囲まれて練習しています」ポロニット2万8600円/アルジット デニムパンツ3万1900円/ボニーウーブン(クローバーズ) ギター、ピアス/ともに本人私物(撮影/渡辺謙太郎)
モデルの仕事は、日々の生活や心のあり方が写真を通して皆さんに伝わるので、何事も心から楽しむようにしています」
腹八分ではなく、腹六分くらいが何事も疲れなくてちょうどいい
「ギターもそうなのですが、ゼロがプラスになることって、この年齢になるとなかなかないな、と思って。多少の知識があったうえでの“1 が2 になる”のではなく。だから余計に楽しいのかもしれません。構え方すら知らないところから始まったギターも、『私、弾けてる!』という、少しずつ進歩している感覚がうれしくて。
そしてもうひとつ、“無”になる時間も大切にしています。ジムは、仕事で疲れていてもとりあえず行きます。何も考えずにひたすら汗をかくことで、気持ちが切り替わって自分をリカバリーできるから。近所のジムに自転車でパッと行って、帰りにシャワーも浴びずにそのまま撤収。準備の手間を省いて、通うためのハードルを極限まで下げることで、挫折せずに続けられています。

また読書も、文字で捉えたものを頭でイメージしながら、その世界観に無心で浸れる好きな時間。特に時代小説が好きで、最近は古墳や埴輪に興味津々。近いうち、実際に古墳に行きたいと思っています。自分に飽きるのは嫌なので、知りたい、学びたい欲が強いのですが、何事もストイックになりすぎず、“腹六分”で楽しみながら研鑽し続けたいですね」
◆モデル・富岡佳子
1969年生まれ。大阪府出身。19歳でモデルデビュー。数々の女性ファッション誌の表紙はじめ、テレビ、CM等で活躍。2025年2・3 月号まで8 年半にわたり『eclat』(集英社)の表紙キャラクターを務めた。reShine世代を中心に大人の女性から支持が厚く、その抜群のスタイルとファッションセンスは、インスタグラムやWEBコンテンツでチェックできます。@yoshikotomioka https://tomiokayoshiko.com
[トップ写真]シャツ3万5200円、ニット4万6200円/イレーヴ パンツ4万4000円/アドーア(アドーア 六本木ヒルズ店) メガネ7万400円/アーレム(グローブスペックス エージェント) ピアス/本人私物
スタイリスト/村山佳世子 ヘアメイク/美舟(SIGNO) 構成・文/滝沢裕子 撮影協力/BUNDAN COFFEE & BEER、ゴールドジム代々木公園PREMIUM
『reShine春号』では、山口智子さんが表紙を務める。インタビューでは山口さんが60歳からのリ・スタートについて語る。また、リアルに交友のある著名人同士<岸谷香さん×久保純子さん><木佐彩子さん×佐々木明子さん>らが、今だからこそできる日々の楽しみ方や自分アップデート法を本音でトーク。一方、「ソロ活でアラカンはもっと輝く!」をテーマに、子供が巣立った亜希さんのおひとり様レシピ、富岡佳子さんの自分の時間を豊かにするソロ活も紹介。白髪と薄毛完全対策、60歳からがかっこいいパリマダム式ヘアメイクなどの特集も掲載している。
※『reShine』2025年春号