「うっとり美容」で自身も8kg減を達成したナイトケアアドバイザーの小林麻利子さんは、日常生活の動きにエクササイズを取り入れる「ながらエクササイズ」など、簡単だけど習慣化することでダイエットにつながるエクササイズを提案している。

今回は踏み出す力と重力を利用し、効率的にお尻の筋肉を鍛えて女性らしい丸い美尻になれるエクササイズを紹介。
* * *
スキマ時間にしっかりお尻を鍛える
最近のボディメイクで生徒さんから人気を集めているのがお尻。年齢とともに垂れてしまうお尻へのケアや、プリッとしたお尻になりたいなど要望は様々。
今回ご紹介するのは「サイドステップエクササイズ」。脚を横に大きく開いて、踏み出す力と重力のダブルのパワーをお尻にかけるエクササイズです。その場で脚の屈伸運動をする以上の負荷がかかるので、運動の習慣がなかなか持てない忙しい女性にはオススメ!
ただ、意識しないとフォームが安定せず、関節に過剰な負担を与えてしまうことも。そのため、体がぶれないよう体幹にしっかり力を入れながら行いましょう。
お家でもオフィスでもちょっとしたスキマ時間を見つけてトライしてみてくださいね!
生活に根付いた運動は「ダイエットが長続きする秘訣」! その理由は以前の記事(脱リバウンド!日常生活でなにかを「しながらエクササイズ」のススメ)をご参考に。
自分に合ったエクササイズを見つけることも大切
このシリーズでは、他にもお尻エクササイズをたくさん紹介しています。いずれもやれば必ず成果がでますが、同じエクササイズを繰り返しているとどうしても飽きてしまうことも。
今回、ご紹介するエクササイズの他に、過去に紹介したお尻のエクササイズにいろいろと挑戦しながら、自分に合ったやりやすいものを見つけるのもひとつの方法です!
→お尻に関する過去のエクササイズはコチラ!
●プリッとしたお尻を作る!ゴロゴロしながら「ヒップアップエクササイズ」
●すきま時間にヒップアップ!料理を【しながらエクサ】で垂れ尻を改善
「サイドステップエクササイズ」のやり方
踏み出す力を利用したエクササイズなので、しっかりと脚を踏み出してくださいね!

【1】脚を骨盤の幅に開き、姿勢を正して手を横に大きく広げる

【2】体を真横に動かすように脚を大きく開いて横に踏み出し、その反動を使って重心を下げる

【3】お腹にしっかり力を入れながら、体を【1】に戻す
【4】 【2】~【3】を1回として左右10回×3セットを行いましょう
「サイドステップエクササイズ」を動画でチェック!
NG!お尻が引けないように注意

脚を踏み出すときにお尻が後ろに引けてしまったり、踏み出す脚の幅が小さいとお尻の筋肉に効きにくくなります。できる限り大きくしっかりと脚を真横に踏み出すようにしましょう! またその際、膝の向きとつま先の向きが違う方向だと膝関節に負担がかかるため、膝とつま先の向きは揃えておきましょう。
この動きは太ももにも効果的なので、下半身が気になる方には特にオススメです!
写真/手塚 優 動画/大嶽勇太
監修:小林麻利子(こばやし・まりこ)

京都府京都市生まれ。ナイトケアアドバイザー、睡眠改善インストラクター。生活習慣改善サロン「Flura」を主宰。睡眠や入浴など日々のルーティンを見直すことで、美人を作る「うっとり美容」を指導。のべ約1000名の女性の悩みを解決し、現在は4か月先まで予約待ち。自身も良質の睡眠をとることで8kgものダイエットに成功している。著書に『美人をつくる熟睡スイッチ』(株式会社G.B.)。公式HPは、http://fluraf.com/
【小林麻利子さんのバックナンバー記事を読む】
●背中のはみ肉を消す!ドライヤーをかけながら「肩甲骨エクサ」
●プリッとしたお尻を作る!ゴロゴロしながら「ヒップアップエクササイズ」