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《圧倒的1位の理由》愛子さま「茶会デビュー」が「宮内庁YouTube」で再生回数トップ「佳子さまとのコラボ」も要因の一つ

2024年11月、茶会にご出席の愛子さまと佳子さま
茶会に参加された愛子さまと佳子さま(2024年11月、写真/時事通信フォト)
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宮内庁は4月1日、公式YouTubeチャンネル「宮内庁 Imperial Household Agency」を開設した。同日午前10時から動画配信をスタートさせ、3月25日に皇居・宮殿で行われた「宮中晩餐会」で陛下がお言葉を述べられる姿や、1月2日の新年一般参賀の様子、皇居の自然や生き物を映した動画などを公開した。

登録者数はまもなく10万人を突破する(4月8日現在、写真/宮内庁の公式YouTubeチャンネルより)
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4月7日時点で、通常の動画は25本、最長3分という上限があるショート動画については48本が投稿されている。そのなかで最も再生回数が多いのが、2024年11月5日に、皇居・宮殿に文化勲章受章者と文化功労者を招いて開催された茶会の動画だ。

両陛下や愛子さま、秋篠宮家の方々が茶会に臨まれる姿がおさめられ、再生回数は64万回超を記録(4月7日時点)した。

「次に再生回数が多い動画でも44万回ほどなので、ほかの動画と比べて約1.5倍視聴されていることになります。このとき“茶会デビュー”を果たされ、脚光を浴びたのが愛子さまでした。隣には秋篠宮家の次女・佳子さまが座られ、プロゴルファーの青木功さんや漫画家のちばてつやさんなどと会話されました。動画にはたびたび、愛子さまが佳子さまと顔を見合わせて笑みを浮かべられるシーンが映っていました。

紅白カラーが美しい(写真/時事通信フォト)
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愛子さまはオフホワイトの、佳子さまは深紅のセットアップをお召しになっておりおふたりが並ばれた姿には、『まるで紅白の梅のように美しく気品がある』と、ネットユーザーから賞賛の声が集まりました」(皇室記者)

宮内庁は、情報発信の強化、特に皇室との距離が近いとはいえない若い世代へのアプローチに力を入れており、その取り組みの一環として2024年4月に、若年層の利用率が高いインスタグラムを開設した。現在、フォロワー数は192万人を超え、順調に増加しているが、より幅広い国民に皇室に関する情報を発信できるようにと、YouTubeの活用に踏み切ったという。

すでに70本以上が投稿されている動画のなかで、茶会の動画が再生回数を伸ばしている理由のひとつは、先述の通り、愛子さまと佳子さまの紅白カラーのお召し物が注目を浴びたことが挙げられるが、前出の皇室記者はそれ以外の理由を次のように指摘する。

質問を譲られる愛子さま(写真/宮内庁の公式YouTubeチャンネルより)
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「茶会では、招待客に質問を投げかけるタイミングが佳子さまと被ってしまった愛子さまが、佳子さまに対し、まるで『お先にどうぞ』というかのように手で合図を出され、質問の順番を譲ったという一幕がありました。テレビのニュースでも報じられており、そのときのしぐさを見た視聴者からは、『スマートだったので自分も見習いたい』という声も出て、話題になりました。動画にはちょうどその場面が映っていますから、『実際に愛子さまの所作を見てみたい』と思っていた人たちが動画を再生することによって、再生回数が伸びているのではないでしょうか」

皇室もSNS時代に対応していく。

2022年の公務でも紅白カラーを着用されていた(写真/時事通信フォト)
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再生回数はぐんぐん伸びている(4月8日時点、写真/宮内庁の公式YouTubeチャンネルより)
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千葉県市川市の新浜鴨場で各国大使をもてなす外交団の鴨場接遇にて、愛子さまと秋篠宮家の次女・佳子さま
鴨場接遇もおふたりで行われた(2025年2月14日、撮影/JMPA)
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