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【小室眞子さんが出産】「子供を育てるなら一戸建てがいい」との眞子さんの願いを叶えるべく、レンガ造りの“理想のわが家”を購入 

交互にベビーカーを押す小室さん夫妻(2025年5月)
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いまから3年半前、秋篠宮さまは小室圭さんと眞子さんの結婚を「皇室としては類例を見ない」と称されたが、彼らのもう1つの慶事もまた、元皇族として前例がないものとなりそうだ。眞子さんが第一子を出産していたのだ。これまでの軌跡をたどる。【全3回の第1回】

5月中旬、アメリカ・ニューヨーク市の中心部から少し離れたエリアにある一戸建てで、あるパーティーが開催された。集まった人々は、木馬やクッキーの絵柄がプリントされた華やかな包装紙に包まれたプレゼントを持参し、笑顔を浮かべて宴の“主役”を祝福した。輪の中心にいたのは、小室圭さん(33才)と眞子さん(33才)夫妻。招待客はみな気心が知れた友人なのだろう。ふたりともリラックスした様子で明るく言葉を交わす。

このパーティーが行われた場所は小室さん夫妻の新居だ。参加者たちは彼らの引っ越しを祝うとともに、眞子さんの大きなお腹を愛でながら、新しい命の誕生をいまかいまかと待ちわびていた──。

小室さん夫妻がこの家に引っ越してきたのは、今年3月のことだった。ニューヨーク・マンハッタンから車で1時間ほどのエリアにあるレンガ造りの一戸建て。延べ床面積90平方メートルほどの2階建てで、1階部分はガレージや洗濯スペースがメインで、階段を上がった2階に、家族の団らんの場となるリビングが広がる。いま、この家にはベビーベッドや新生児用の洋服、さらにおむつ用のゴミ箱までもが運び込まれ、着々と子供を迎える準備が進んでいるという。

ふたりにとってアメリカでの引っ越しは2度目となる。2021年11月の渡米後、まずマンハッタンの手狭なワンベッドルーム(1LDK)のアパートで暮らし、2023年11月にニューヨーク郊外のベッドタウンに居を移した。

「そこは小室さんの勤務先から車で1時間の距離にある家賃50万円の高級マンションでした。コンシェルジュが常駐しセキュリティー面は完璧なうえ、共用部分にはフィットネススタジオや広大な温水プール、バーベキュー施設がありました。近隣には日本食レストランをはじめとした飲食店も多く、若い夫婦が穏やかに暮らすには最高の環境だったはずです」(在米ジャーナリスト)

ベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
写真17枚

眞子さんは近所のカフェでマカロンをたびたび購入するなど、このマンションでの生活を堪能していたはずだが、わずか1年余りでの急な引っ越しとなった。そこには理由があると、小室家の知人が打ち明ける。

「出産を間近に控えた眞子さんのためです。妊娠がわかったのが昨年の秋頃で、そこから引っ越し計画が急ピッチで進みました。『子供を育てるなら一戸建てがいい』という眞子さんたっての願いを叶えようと、圭さんは多忙のなかで物件を探し、ようやく“理想のわが家”を見つけたそうです。今回は賃貸ではなく、長く家族で暮らすため、購入することにしたのです」

皇籍を離脱したとはいえ、眞子さんの出産は大きな意味を持つ。現状の皇室典範では、次の天皇は秋篠宮さま、その次は秋篠宮家の長男・悠仁さまへと皇位が継承されていくため、秋篠宮家に「天皇家」が移ることはほぼ間違いない。そうなれば、眞子さんの子供は「天皇の孫」であり、その後は「天皇の甥姪」となる。

「民間人になったとはいえ皇族として育てられた眞子さんも、そして圭さんも、自分たちが置かれた立場を理解しているはず。アメリカにいても生まれてくる子供が注目される存在になるのは確実です。最初からしっかりした教育環境で育てたいと考えて家の購入を計画し、急な引っ越しを決断したのでしょう」(前出・小室家の知人)

宮内庁は、眞子さんの出産について『女性セブン』の取材に「承知しておりません」と回答した。

(第2回へ)

※女性セブン2025年6月5・12日号