健康・医療

《整う正座風呂・やせる湯圧風呂トレ》温熱、浮力、水圧作用で健康効果も期待できる6つのメソッド&正しい入浴法

「正座入浴」の正しいやり方

湯の浮力&温め効果を味方につけよう!1回30~90秒で足のむくみが解消。

【1】ひざ立ちし、両かかとをつける

湯船でひざ立ちしている女性のイラスト
ひざ立ちし、両かかとをつける(イラスト/ico.)
写真13枚

浴槽の中でひざ立ちする。両足のかかとをつけ、親指同士の間は少し開く。

【2】かかとをつけたまま腰をおろす

湯船で正座している女性のイラスト
かかとをつけたまま腰をおろす(イラスト/ico.)
写真13枚

両足のかかとをつけたまま、かかとの上にお尻をのせるように腰をおろす。そのまま30~90秒キープ。

【ひざが痛い人は…】

両手で浴槽の縁を持ち、できる範囲でひざを曲げて30~90秒静止。

湯の中では体への負担が10分の1に軽減

水圧や浮力を利用したアクアフィットネス運動を、自宅の浴槽でも簡単に行えるようにアレンジしたトレーニングを考案したのが、風呂トレ・インストラクターのゆきんちょさんだ。

「女性の場合、浴槽の湯の中では体に約500kgの水圧がかかるとされています。体が締め付けられた状態でエクササイズをすると呼吸が深くなり、代謝も上がりやすくなります」(ゆきんちょさん・以下同)
一方、浮力により、水中では体の重さが本来の約10分の1に軽減される。

「湯圧がかかっても浮力で体への負担が減るので、運動が苦手な人やひざや腰に不安がある人でも動きやすく、安全に運動ができます」

体を動かす際は、呼吸を止めないこと。一つひとつの動作は大きく、手を前に押し出す際は、背中から押し出す意識を持とう。

湯圧で効果アップ!風呂トレ5つ

忙しい人におすすめなのが、入浴時間を有効活用したダイエット。運動が苦手&ひざや腰が痛くてもできる、特にお腹回りや二の腕などに効くエクササイズを紹介。

ツイスト運動

【1】右腕を左前方に突き出す

浴槽の中で右腕を左前方に突き出している女性のイラスト
右腕を左前方に突き出す(イラスト/ico.)
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浴槽に座り、息を吐きながら、右腕を左前方に、湯を押し出すイメージで突き出す。左腕は腕をひねってひじをしっかり後ろに引く。

【2】左右交互に10回繰り返す

浴槽の中で左腕を右前方に突き出している女性のイラスト
左右交互に10回繰り返す(イラスト/ico.)
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同様に左腕を右前方に突き出す。右腕は腕をひねってひじをしっかり後ろに引く。呼吸は腕を逆にするタイミングで吸い、左腕を突き出すときに吐く。

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